③からの続き です。


東久留米駅でめぞん一刻に思いを馳せた後は、撮り鉄をする為に所沢駅に戻ります。駅から歩いて15分ぐらいの所に西武池袋線の撮影地があります。池袋線は東京メトロ有楽町線・副都心線、東急電鉄東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線と相互乗り入れしているので、東京メトロと東急電鉄の車両も撮影出来ます。ここでも で紹介した、西武鉄道アプリが大活躍しました。各ラッピング車両や東京メトロ車両や東急電鉄車両まで列車走行位置を表示してくれたので、本当に効率が良かったです。


001系「Laview(ラビュー)」
西武池袋線の特急むさし(池袋〜飯能)・特急ちちぶ(池袋〜西武秩父)に使用される車両です。「今までに見たことのない新しい車両」をコンセプトに、建築家・妹島和世さんのデザインによって2018年から2020年にかけて製造されました。2019年3月から運用開始して、2020年には鉄道友の会ブルーリボン賞(投票前年にデビューした車両に対して鉄道友の会会員の投票で選定される賞)を受賞しました。

愛称の由来は、
・贅沢(Luxury)なリビング(Living)のような空間の「L
(arrow)のような速達性の「a
大きな窓からの眺望(view)の「view
の組み合わせです。

そして、ホリプロ女子鉄アナウンサー・久野知美さんが、日本語の自動車内放送アナウンスを担当していらっしゃいます。僕は、久野さんのファン(参照記事 )ですので、ぜひ乗車して聴いてみたいと思っていました。

久野知美さん(2017年撮影)

30000系

DORAEMON-GO!」ラッピング車両をで紹介しましたが、こちらは基本スタイルの方です。2008年から2016年にかけて製造されました。

40000系
通勤車両最新形式で、「人にやさしい、みんなと共に進む電車」をコンセプトに2016年から製造されており、今後のスタンダードになる車両です。東京メトロ有楽町線・副都心線〜東急東横線〜横浜高速鉄道みなとみらい線の直通有料座席指定列車「S-TRAIN」用の車両でもあります。

6000系
西武池袋線と東京メトロ有楽町線の相互直通運転用車両で、1992年から1998年にかけて製造されました。
こちらは、埼玉県FMラジオ局「NACK5」をPRした車両です。はっきり覚えていませんが、この列車も西武鉄道アプリの列車走行位置に表示されていたと思います。ちなみに、NACK5の筆頭株主は西武鉄道です。

20000系
1999年から2005年にかけて製造された基本スタイルの方をで紹介しましたが、こちらは、プロ野球西武ライオンズのラッピング車両「L-train」です。この写真では分かりませんが、側面には往年の西武ライオンズ名選手がラッピングされており、とても興味深いです。次回はぜひじっくり見てみたい車両です。

こちらは、東京メトロ10000系です。2006年から2010年にかけて製造された有楽町線・副都心線用の車両で、丸みを帯びた前面が特徴です。

有楽町線・副都心線で老朽化した7000系を置き換えする為に、2020年に製造された17000系です。2022年まで製造される予定です。
西武鉄道アプリでは、「東京メトロ車両」とまとめて表示され、形式までは分からない状況でした。今回は、滞在時間を長く取れず闇雲に待てない状況の上、編成数も少ないので見る事すら出来ないだろうと思っていましたが、撮影出来て良かったです。

こちらは、東急電鉄5050系の特別列車「Shibuya Hikarie号」です。東急グループ複合商業施設「渋谷ヒカリエ」開業1周年を記念して、2013年にデビューしました。渋谷ヒカリエのイメージをふんだんに採り入れたデザインです。こちらは1編成だけなので、出会う確率が低いのですが、西武鉄道アプリに表示されたおかげで運良く撮影できました。

撮影を終えて、池袋に向かいます。
乗車する列車は、もちろん「Laview(ラビュー)」です。乗車するのが目的ですが、もう一つ目的があります。前述しましたが、久野知美さんの車内自動アナウンスを聴く為でもあります。



こちらは、所沢を発車して池袋までのダイジェスト動画です。久野さんのアナウンスが中心になっております。夕方ラッシュ時間帯での撮影は気が引けるのですが、人物の映り込みなど気をつけて、なるべくカメラを下向きにして撮影させて頂きました。車内は意外と空いていたので良かったです。そして、車内がとにかく静かでびっくりしました。後述しますが、秘密は客室ガラスに有るそうです。

池袋に到着しました。
車体に表示されたLaviewのロゴマーク。派手な感じではなくシンプルかつシックな雰囲気が良いですね。

乗車したのは飯能発特急むさしでしたが、折り返して西武秩父行きの特急ちちぶとなりました。行き先表示はLED方式で、バックが黒なので見やすくなっております。

001系Laview(ラビュー)は前面デザインに特徴がありますが、客室窓の大きさに圧倒されます。何と、縦135cm×横158cmもあります。そして、色んな工夫が施されております。日本板硝子㈱製造ですが、遮音・赤外線カット膜を、メタシャイン(ガラスフレーク〈鱗片状のガラス〉表面を金属コーティング加工した顔料)がドットプリントされたガラスと強化クリアガラスで挟み、車内側に低放射膜付き強化ガラスを合わせた複層ガラスで車内の静粛性に貢献し、厚さは17mmです。とても静かな車内で快適でしたが、こんなに工夫されているとはびっくりしました。なお、窓にドットプリントを採用したのは、シルバー車体に合わせて綺麗に見せる為だそうです。
他にも色々と細かく考えて造られた所も有り、デザインだけではない素晴らしい列車だと思います。ブルーリボン賞を受賞したのは当然の結果と思います。

さて、乗り鉄ツアーも東京メトロ乗車が最後となります。有楽町線に乗車して桜田門駅へ向かいます。⑤に続きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。