大変久しぶりに投稿します。
名鉄名古屋駅について、自分なりに解説する第二弾です。遅くなりまして申し訳ありません。
なお、写真や動画は2022年9月29日に撮影したものです。ご了承願います。
第一弾はこちら


名鉄名古屋駅西改札口

名鉄名古屋駅は各方面からの路線が集結して運行本数がかなり多いのですが、上記の図のようにレールは二本しかありません。
そのため、大まかに下記の通り二つの工夫をして大勢の乗客と大量本数の列車をさばいています。

①乗車と降車を分ける。
②方面別、列車種別ごとに停止位置をずらす。

以下写真と合わせて説明していきます。

乗車する際は外側(写真では右側)のホームから。

降車は真ん中(写真では左側)のホームへ。
これで乗降がスムーズに進み、停車時間を短く出来ます。
なお、ミュースカイ(中部国際空港アクセス特急)と特急列車に連結されている特別車(有料座席指定車両)へは、乗車、降車ともに真ん中のホームにて行います。

もう一つは、方面と列車種別ごとに停車位置をずらしています。分かりにくいですが、左側に方面別、列車種別の停止位置の表示器があります。運転士がこれを見て列車を停止させます。

乗客へは方面別、列車種別ごとに色分けして案内しています。名古屋本線系統は青色(準急以上)と黄色(普通)。常滑、河和線系統は緑色(準急以上)と水色(普通)。

停止位置をずらしているという事は、方面別、列車種別ごとに並ぶ位置が決められている事になります。
乗車したい列車の色を確認して、その色が表示されているところに並びます。

こちらは1番線(岐阜、犬山、津島方面)に降りていく階段ですが、津島方面は向かって右側には列車が停止しないため、左側に降ります。

名古屋本線系統は岐阜方面も青色(準急以上)と黄色(普通)。

犬山線系統は緑色(準急以上)と水色(普通)。

津島線系統は紫色。

こちらは、岐阜、犬山、津島方面の表示板。

ホームには、先述した方面別、列車種別色のテープが貼られています。

方面別、列車種別ごとに並ぶことにより混乱を避ける事が出来ています。

乗降ドアの様子を動画撮影しました。
降車側ドアが先に開いて、乗客が降り始めたら乗車側ドアが開きます。その後、降車側ドアが閉まり、乗車側ドアが閉まって発車します。

乗車ホーム側から見た様子をYOUTUBE動画にUPしました。

今回は以上です。お読み頂きありがとうございました。
名鉄名古屋駅の特徴は他にもありますので、第三弾で記事にする予定です。気長にお待ち頂けたら幸いです。