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令和6年3月16日(土曜日)14時42分
運営するイオンエンターテイメントは、映画館を利用した来館客に対し、従業員が不適切な発言したとして謝罪文を発表した。鑑賞後、スタッフから、「今後は別の劇場を利用するよう」伝えられたという趣旨の投稿をSNS上(※1)で出したところ、対応を巡り議論を呼んでいた。
※1=ソーシャル・ネットワーキング・サービスをアルファベットで略したもの。例えば旧ツイッターのX、インスタグラム。
同社は、【弊社従業員による不適切な対応に関するお詫び】と題する文書を発表した。イオンシネマシアタス調布(※2)のグランシアターで、鑑賞後、従業員が移動の手伝いをする際に不適切な発言をしたことが判明したと報告。
※2=東京都調布市。
「楽しみに当劇場にお越しいただいたにも関わらず、不適切な対応により大変不快なお思いをさせてしまいました」と述べ、謝罪した。同社は今回の件を重く受け止め、「従業員へのお客様対応の教育再徹底と再発防止策を講じると共に、設備の改善を進め、お客さまの信頼回復に努めて参ります」としている。改正した法律:障害者差別解消法(※3)の施行により、来月1日から、障害のある人(※4)への合理的配慮の提供が企業や店舗などの事業者に義務づけられる。
※3=障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の略。
※4=その病気に罹ったり、事故に遭い、身体的に不自由になったことで生活のさまざまな場所で手助け、支えを必要としている人。