北海道で新型コロナウイルス急増 3圏域で即応病床のフェーズ引き上げ
2022年(令和4年)11月2日16(午後4)時48分
暮らし/情報・通信業、放送/放送業・放送局:産経ニュース
官公署(行政機関)/地方公共団体(地方自治体)/道(道庁)機関:北海道庁の鈴木∥直道/知事は2日、北海道庁で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、北海道札幌市を含む道央圏と道北圏、十勝圏の3圏域を対象に即応病床のフェーズを現在の「1」から「2」に引き上げる考え、を明らか、に、した。道内の10万人当たり、の新規感染者数は10月26日以降、全国最多が続く。鈴木/知事は会議終了後の会見で「再拡大の局面に入った」と強調。7日からフェーズを引き上げ、医療(医療/病院・医院)提供体制を強化する考え、を示した。道庁が公表した1日(終日)時点の道内の病床使用率は31・5%。この内、札幌市は39・4%で、札幌市を除く道央圏も27・0%。更に十勝圏47・4%、道北圏35・8%と、なっており、増加が続いている。又、道南圏も24・5%と高い水準にある。道庁は各圏域の病床使用率が高まっている事から、新型コロナウイルス対応で即時に受け入れ、が、出来る様、医療機関側に予め確保してもらう即応病床を増やす。地域別では道央圏が919床から1032床、道北圏は236床から282床に各々、増やす。十勝圏はフェーズ1、2共に165床で変わらないが、道庁の担当者は「地域の状況を見ながら検討を進める」と、している。入院患者数が増えている道南圏も「1」から「2」への引き上げ、を検討中。この他の圏域も感染状況をモニタリングする等、即応、出来る状況に、する。鈴木/知事は又、国(官公署(国の行政機関)/国の機関)が進めている医療機関への病床確保料見直し、に、ついて、補助額が減額される事で「今後の病床確保に影響が生じかねない」と指摘。全国知事会を通じて地域の実情に応じた制度設計と、する事等を国に求めていく考え、を強調した。北海道庁が2日に公表した道内の新型コロナウイルス新規感染者数は過去3番目に高い7895人で、13日連続で前週を上回っている。