携帯電話サービス:KDDI(au)の子会社であるビッグローブと、ジー・プランが、広告主がいないにも関わらず架空の広告取引を行い、長年にわたり累計で2,460億円もの売上を過大に計上していた。

これまでの経緯は、↓の2つのとおり。

(1)2026年(令和8年)1月14日:KDDIは、子会社のビッグローブと、ジー・プランで不適切な取引の疑いが判明した、ため、外部弁護士らによる特別調査委員会を設置しました。


(2)2月6日:KDDIは、この架空取引による売上高の過大計上額が累計で2,460億円に上る見通しであることを発表しました。


【不正取引の詳細】

広告代理事業において、本来は広告主からの依頼を受けてインターネット媒体に広告を掲載し、その手数料を受け取るはずでした。

しかし、子会社では実在しない広告主との間で架空の取引をつくり出し、広告会社から手数料を受け取る形で売上を計上していました。「直近では月に数百億円もの資金が行き来していた」とされています。

この不正には「ビッグローブに出向していたジー・プランの社員2名が関与していた」と報じられています。 


【今後の見通し】

特別調査委員会は、3月末までに調査報告書を受領する予定です。この事態を受け、KDDIは3月期第3四半期の決算短信の開示時期を延期しました。