2024年　6/8　土　晴れ

東武日光駅前から湯元行のバスに乗り光徳入口で下車。

湯元に向かうバス通りから斜め右手に分岐する林道を歩く。途端に車の数が減る。右手笹原の奥にクリンソウが咲いているのが見えた。ちなみに、この時期、中禅寺湖の西にある千手ケ原ではクリンソウが見ごろになっているそう。バスからも道中、名もない右手の小沢沿いにクリンソウが咲いているのが見えた。

光徳温泉の少し先駐車場にあるトイレに寄る。

その先で、左手に光徳園への分岐があり、太郎山への分岐はもう少し先かと進むと出てきた分岐はあるものの、案内が指す方に進むと薄い踏み跡があるが、すぐにベンチがおかれたところにぶつかり行き止まりになってしまう。

結局、光徳園地に進んでいくと、山王峠への案内がでてきて、そこから山道に入った。

上記の通り、この山道への入口の案内が分かりにくかった。

（山王峠入口。写真奥から来た。振り返って撮影）

ゆるやかな登りの中セミが大合唱。両側小笹だが、女峰山のバカ尾根のような被さりはほぼなく下も乾いている模様。ちなみに、2年前に女峰山に登った時ヤマビルの襲来を受けたので、今回は、事前に登山靴とスパッツにはヤマビルファイターを散布してきた。

（歩き始めはゆるやかな道）

2段の急登をはさみ、ゆるんだところが山王峠の標識のある鞍部で、そこで小休止。（地図からかってに鞍部とイメージしているが正確ではないかも）そこから正面に見える山はなんだろう。山頂付近は刈られていて気持ち良さげに見える。

(ところどころ木の段がつけられている）

（山王峠）

少し進んだところから木道が始まる。すぐ先で分岐があり、太郎山と指し示す右に木道を離れすすむ。すぐに緩やかな下りになり、車道にでる。右手に100～200メールほど下ると左手に太郎山の案内がでてくるので、そこから再び山にはいる。

(山王峠の先は木道。正面に山王帽子山が見える)

（太郎山への分岐。ここは右に進む）

（車道脇から再び山道へ）

山腹をジグザグにまあまあ急な登りをこなす。下部は笹。次に林になって、交互にそれらが繰り返される。

ゆるんでくるが、そこからだらだらした登りが続く。山王帽子山に到着。狭い山頂だが、眺めはまずまず。日光白根山や男体山が望める。気温は19度。

（山王帽子山）
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（山王帽子山から男体山）

（山王帽子山直下から日光白根山）

くだる。一段の笹原のゆるみをはさんで再び急降下。

（鞍部に向けて下る）

最低鞍部から登り返す。急な登りが続く。

（登山道の様子）

緩んでからが長く感じた。だらだら登る。最後は小笹の生える細尾根をのぼって小太郎山。360度の展望。ザックに取り付けている温度計に日が当たっていたのかこのとき25度。

（登山道の様子）

（小太郎山）

（小太郎山山頂から太郎山を望む）

（同所から男体山を望む）

少し下り、岩の多いやせ尾根を通過。一か所左手に下りなければいけないところを見落とし、そのまま進んだところ、崖に出て行き詰った。引き返し、正しいルートに進む。

その先、左が大ガレで、その脇をとおってから急登。こなすとゆるやかな登りになり、右手に新薙分岐をわけ、ひと登りで太郎山。

（左側ガレ縁を進み、正面を急登）

（太郎山直下で新薙への分岐を右手にわける）

（太郎山山頂）

このころになると予報通り徐々に雲が増え始め、山王帽子山で全体が見えていた日光白根山に雲がかかりはじめ、展望はもう一つになった。気温は19度と戻った。

この日の予報は朝方晴れ、昼頃から雲広がるが降水確率はゼロパーセントだった。

（太郎山から日光白根山方面。雲が増え、白根山は姿を隠した）

太郎山からは登山道を引き返し、直下にあった分岐から、新薙方面にはいる。

樹林帯の中くだっていくと広々とした湿地帯の名残にでる。木道はなく、中央の踏み跡にしたがってつっきる。登山地図ではお花畑と書かれている一方、花は期待できないともあり、実際湿生植物はもちろん、草しか生えていない寂しい光景だった。

（登山地図でお花畑と記載のある湿地帯。花の気配はない）

その先から本格的な急な下りが始まるが、当初心配したほど、ガレ場の急な下りということもなく、1、2箇所ガレ気味の斜面をトラバースするようなところもあったが、短くてほぼ問題なかった。その先は樹林帯になり、急ではあるが、そこまで高度感はなく、立ち木が豊富で、ロープも多数あった。

（ガラ場のトラバース）

（左：小真名子山、右：大真名子山）

（下っていく）

急傾斜はおさまり、徐々にゆるやかになってくる。両側小笹の腹をゆるやかに下っていくと、左手大きな堰堤がある沢型を横切る。そこから少しで林道に降り立つ。

（大きな堰堤のある沢形を横切る）

（林道に降り立つ。（太郎山登山口））

登山地図通り、降り立ったところから、左手に進み、砂利道を歩き、別の林道が左手から合流する。三本松の案内に従い、ここはほぼ直進する。

梵字飯場跡に来ると車がたくさん停まっていた、ここから太郎山をピストンするのが一般的なのかな。

（梵字飯場跡）

ちなみに、先ほどの左手から林道が合流した辺りだったか、そこにも1台停まっていた。

引き続きたんたんと林道を進み、T字路にぶつかるところで左におれ、まっすぐ進むと三本松の駐車場で、そこの脇をとおり、まずはバス通りにでて、少し進んだところに三本松のバス停をみつけた。時間を確認すると、現在1315で、1311が行ってしまったばかりで、次は1346。まだ30分以上あるので、三本松の駐車場のトイレに寄ったあと土産物店がならんでいるところで時間をつぶした。

（三本松の駐車場にでる）

（三本松バス停）

バスに乗るも、東照宮付近の渋滞があり、東武日光駅についたのは1505ごろ。そこから帰路についた。

太郎山 （日光）

太郎山　（日光）