第4試合はハイパミ、上原わかな、凍雅vsアジャ・コング、らく、鈴木志乃という6人タッグ。

アジャ&らくというのはビッグマッチでは名物のようになっているが、この試合はスペースを聴いているのもあって凍雅選手に注目しようと思った。と同時に夢プロレスでアジャ選手にボロクソに言われた上原わかな選手はマッチアップした時にどうするかというのも気になった。


まずは凍雅選手。

長野大会だったか欠場者が多く出た大会で急遽、水波選手とシングルがあった。結果は何もできず試合中に涙してしまうほど。東女において水波選手とシングルを組まれるというのは団体が期待していてこれからプッシュしたい選手だと思う。チャンスを与えられた、という形。長野大会は本当に急だったのでこれまでのそうした形とは違うかもしれないけれど、「今年デビューしたばかりだが凍雅選手なら…」という考えも少しはあったように思う。

基本的に水波選手は試合中も相手のキャリア関係なく良さを引き出した上で勝つ。そして試合後コメントでも相手の良かったところを話して成長を促すタイプ。



ところが今回のアジャ選手は例え東女の選手だろうと効かない攻撃は効かないと示すタイプ。水波選手の時もそうだったが今回はその時以上に凍雅選手は「何もできなかった」という気持ちがあるんじゃなかろうか?

事実、試合後コメントでもアジャ選手の口から凍雅選手の話は一切出なかった。


凍雅選手はスペースを聴いていたりする限りだと実は結構マイペースなタイプなんじゃないかと思う。自分から感情を出すのが苦手というか。しかし水波選手の時とはまた違ったベクトルかもしれないが、今回もその時と同じくらい悔しい気持ちがあったんじゃないかな?

東女では恵まれた体格とはいえアジャ選手はビクともしなかったし、コメントで言及されなかったという事は攻撃したのに視界にすら入ってなかったと言われているようなもんだし。



ただたくさん練習して試合を重ねていくだけじゃなく、どんな形であれ自分の感情を凍雅選手が出せるようになると今度はちゃんとした形で水波選手とシングルが組まれるだろうし、アジャ選手の口から凍雅選手の名前を引き出せるようになると思う。

シングルではなくタッグだとしても、いつか凍雅選手が先発して相手側へ「アジャ、出てこい」などと堂々と呼び込むくらいに成長した凍雅選手が見たいし、またそうした日が来るのが僕は非常に楽しみ。



上原わかな選手についてもまとめて今回書こうと思ったが、やっぱり分けて書くことにする。