またまた走れないので本ネタです

1月最後の読んだのは
終わらざる夏 浅田次郎
 
8月に買って読んでいなかった。
完全に時季外れ

長編です。厚めの文庫で上中下の3冊。
なので実質7冊か

実はこの手の本が好きです。

フィクションですが、ほとんどの部分は、綿密な取材と調査によって構築されています。
本書のように本線が歴史的事象のものは、歴史について理解できますし、社会や企業ものは、政治や業界について理解することが出来ます。

勉強が嫌いだったわたしは、読書でいろんなことを覚えました。

物語は、終戦3日後、千島列島の最北、占守島(しゅむしゅとう)でおきた、意外に知られていない戦闘。
圧倒的戦力で勝利するも、すでに負けている戦争ゆえ、全軍投降。抑留

そこに至るまでの、人間模様。
最後の戦闘シーンでは、登場人物が複雑に絡み合う。
戦中の作品ゆえか、全体的にグレーのイメージ。

主人公翻訳家の子供が、疎開先から東京へ帰る途中で会う外国人の子供が、なぜか今戦闘中のソ連軍兵士にすりかわって、日本人の子供に会った回想をするという時系列パラドックスが、私の乏しい読解力では、何度読み返しても理解不能。
ななめ読みだったかもしれません