アナの散歩コースにある公園の池で6月にカルガモと思われる鴨の雛が誕生した。

それは賑やかにピーピー鳴きながら、ざっと10羽近くの雛が母親にひっつきもっつきで泳いでいた。

なんと嬉しいことか、母鳥のなんと誇らしげなことか!
しばしその可愛さにみとれましたよ。

それからは、朝夕の散歩は公園コースに固定。

池を覗き見てかもの親子の観察。

ところがところが!!

見るたびにコガモの数は減ってゆき、10日ほど後にはとうとう1匹に。。。。(泣)

何かあったというのでしょうか!?

しかし、そこからお母さんカモは必死に唯一残った我が子を守り抜き、

ここ一月はいつも一緒。無事に成長しておりました。

それなのにっ!!!



池が菱など緑の植物でびっしり覆われ親子の生活圏をどんどん侵食され。

ほんのわずかなスペースにおいやられてくではありませんか。

完全に水面が侵食されるのも時間の問題だわ!

ピンチピ〜ンチ!!

そして悲劇が。。。。

とうとう、親鳥はこの場所を捨てたのか姿を消したのです。

残されたコガモは、




奇跡的に生きていた!(非常にわかりにくいですが)

たったひとりぼっち。

守ってくれる母もなく。


するとすると、見ている私の前で

まだ小さい体で、飛ぶ練習か?

羽をバタつかせながら、3段飛び〜〜!

水草のカーペットの上を飛び走る!

「おかあさ〜ん!僕も早く飛べるようになって、お母さんを追いかけるよ〜!」

コガモの心の叫びが私には聞こえた気がした。(大泣き


菱などの植物を取り除き、水面を取り戻せば親鳥は戻って来るかもしれない。

そこで市役所の公園維持管理科にコガモの受難を訴えました。

しかし返答は型どおり。管轄が〜、所有権が〜
などと申すだけ。

なんともしてあげられなくて、、



悲しい。