サウジカップに出走した
ディアドラは惜しくも2着ガーン

サウジアラビア初の本格的な国際交流競走が29日、キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた。同国初の芝レースとして施行された1戦目のモハメドユスフナギモーターズC(芝2100メートル)にオイシン・マーフィー騎乗のディアドラ(栗東・橋田満厩舎、牝6歳)が出走したが惜しくも2着に敗れた。勝ったのはアーノルダス・デフリース騎乗のポートライオンズ(バーレーン=F.ナス厩舎、牡5歳)。

 ディアドラは出走馬でただ一頭のGI馬として同国初の芝レースに臨み、馬群の真ん中から直線で外に進路をとったが、ゴール前で僅かに勝ち馬の決め手に屈した。「シェープアップできていたし、パーフェクトに仕上がっていたと思う。いいレースはできました。大丈夫。次は勝ちます」とマーフィー騎手。

 次走は未定だが、一旦、英国ニューマーケットに戻って調整する。橋田調教師は「途中、追い抜いたんですが…。ここで負けるとは思わなかったですね。ちょっとずつ詰めているけれど、詰め切れなかった。大変残念です。冬場は得意な馬ではないので、これから調子を上げていきます」と雪辱を誓った。

次走に期待します照れ
お疲れ様でした。