トコソラオリオン

トコソラオリオン

神奈川県県央部。この街では真夏でもオリオンが空にある。

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トコソラオリオン

今日から11月。和名では霜月と呼ばれています。旧暦はおよそ一ヶ月早いので12月頃の呼び名でしょうか。現在はまだ平地に霜は降りなくとも、日に日に気温は下がり、日照時間も短くなり、冬が近づいてきました。紅葉もところどころで始まります。


さて、霜が降りると聞くと岐阜県出身の私は「ハツシモ」という品種のお米を思い出します。ハツシモは初霜の言葉どおり、霜が降りる間近まで長く生育し収穫するというイメージで名づけられた非常に晩生の品種で岐阜県美濃地方を中心に栽培されています。もちろん、本当に霜が降りてしまうと収穫量に多大な被害を受けるので、10月下旬から11月のちょうど今頃に収穫されます。


他の米の品種より長く生育する晩生のため、米粒が長大なのが特徴で比べてみるとはっきりと違いが分かります。一粒一粒が大きくしっかりしているため、とくに寿司飯用に重宝されていると聞きます。ハツシモは生産量や生産地域が少ないことから、岐阜県以外ではあまり流通せず、私の住む神奈川でお店にハツシモを置いてあるのを見たことがありません。ただ、地元ではごく普通にハツシモを食べていたため、昔はその珍しさや粒の大きさに気づきませんでした。


岐阜県を離れ、一人暮らしでお米を買おうと思っても、お米屋には地元で見慣れていた「ハツシモ」のお米は普通ありません。仕方がないのでアキタコマチあたりのお米を買い、それに食べ慣れていると、久しぶりに実家で食事をするときに改めてハツシモの粒の大きさに驚くとともに、おおこれぞ懐かしのハツシモの味よ、と感じ入る次第です。