魔物というと何を想像しますか。

 

吸血鬼と答えた人は、血を吸う魔物と思っている人、

 

たぶん本質は、人を含めて

 

生き物をまるかじりする魔物だと思います。

 

 でも、本当に怖い物は他にいます。

 

 おっと、戸を誰かが叩く音が、この深夜に誰が、

 

吸血鬼を怒らせて、頭から齧られるのは、

 

困るので、余計なことは言わないことにします。

 

 世も末に現れる魔物は、この世に自由にログイン、

 

ログアウトできる。

 

相当に力のある魂です。その様なことは、

 

上位の魂の管理で、自由には出来ないのが、普通です。

 

 いわば、人間を絶滅させても良いという。

 

暗黙の了解が有るような気がします。

 

 しかし、末世の魔物をこの世に出すには様々な安全装置を

 

外す必要があるはず。

 

 

例えば

 

 

1,魔物を封じ込めた神殿(石)を、破壊する。

 

2,神殿の地下にある魔物と関係のある物。

 

  黄金の壺の蓋をこじ開ける。

 

3,穢れた人間が、黄金の壺に触れる。

 

 

  等かな、たぶん似たような安全装置を外さない限り、

 

外には出られない。

 

 そして、あくまでも想像ですが、中国は、

 

幾つもの魔物を、解放してしまった。

 

 これから、中国は、魔物とじゃれ合う事になる。

 

(表現をメルヘンにしました。)

 

 中国が弱っても、決して、中国に攻め込まないこと。

 

そんなことすれば、魔物が寄ってきます。だから、

 

中国得意の内政問題なので、関わってはいけません。

 

中国の壊滅後は、世界に災いが降りかかるのは必定。

 

 それまでの時間を利用して、子供を原始時代で

 

生きて往ける様に、魂が穢れないように、教育が大切。

 

 スマホや電子機器は、或る日突然、動かなくなり、

 

工場も電気水道も止まり、

 

通信も途絶、飛行機は墜落し、車も電車も止まる。

 

火山の噴火や、大雨で都市部は壊滅します。

 

地方でも、食料が無くなり、殺し合いが始まります。

 

 

物語(THE DAY AFUTER 

 

TOMORROW)

 

  シナリオ

 

米国は国土が広いので、子供の教育場所は多くある。

 

男性は、特殊部隊、女性は海兵隊から選抜し、子供を、

 

原始時代になっても生き延びさせるために、

 

チームを組んで、3年間教育することにした。

 

はっきり言って、人類全滅など隊員のだれもが、

 

信じていない。

 

ただ仕事なので、子供と付き合うだけである。

 

しかし、不思議なのは、

 

もしもの場合ということで、武器庫が作られ、

 

大量の各種ミサイルそして、武器弾薬と

 

師団規模の通信システムが、付随していた。

 

カナダとの国境に近い人里から、500km離れた

 

山岳地域でその生活が始まる。

 

 様々な、サバイバル技術を子供に教えるが、

 

子供は、家に帰りたがる。

 

あまり、真剣に、覚えてくれない。隊員も、

 

詰まらないので、やる気もなくなった。

 

 そうして、半年後。

 

 突然、通信システムが途絶した。

 

空にこの地域では見ることのできない、オーロラが、

 

夜はもちろん、昼でも見れることになった、

 

そして、空から、火の玉が、数多く落ちてくる。

 

隕石というより、人工衛星だと、気づくのは早かった。

 

 最上位の指揮官は異常事態になった場合の最終命令書を

 

開ける。

 

 たぶん、原隊に復帰となると予想していたが、

 

大統領署名の命令は、

 

  「子供を守れ。」であった。

 

 対策としては、子供を山の上に半分移動させ様々な資材も

 

持って行くこと。

 

 武器庫の装甲車で、町に行き様子を探ることとした。

 

 武器庫は馬で急いでも1日掛かり、

 

 到着後に、装備品を調べると、装甲車は電子回路が

 

だめで、起動せず、

 

 ミサイルも、まったく、起動しない、地下の武器庫で

 

シールドされているのに、何故か?

 

 とりあえず、乗ってきた、馬車に詰めるだけの

 

武器弾薬を積み込んで、教育現場に戻る。

 

 隊員が相談して、異常事態を確認。地下シェルターの

 

装甲車が動かないなら、

 

 ほかの地域も車は動かない可能性が多く、

 

ここにわざわざ来る奴は、2週間以降と想定した。

 

 

 

ここで、事態後4日残り10日で、子供たちの力も借り、

 

 山の頂上付近のアジトに、

 

食料や道具類を運び、且つ、隊員たちで武器弾薬を

 

武器庫から、ここまで昼夜休まず、輸送する。

 

 事態後10日目 

 

武器庫にあと少しというところで、遥か遠くに土煙を発見、

 

 3台の馬車のうち1台を至急、空のまま、コロニーに戻す。

 

土煙の正体を確認したら、さらに、もう1台を

 

返すことにして、ここで待機。もう1台は土煙の原因と、

 

ここに来た目的を探ることにし武器庫に向かった。

 

待機の馬車は、馬車を外して、少しでも、

 

早く帰れるようにし、2人のうち1人は狙撃銃を持ち。

 

高めの岩陰に隠れた。あらかじめ、用意された狙撃地点。

 

 1時間後、双眼鏡で距離8000mで正体判明、

 

なんとM1戦車12両と装甲車多数であった。

 

 急いで馬をコロニーに走らせた。ここからが問題、

 

彼らは敵か味方か。

 

 武器庫は、農業倉庫の中にあり、その前で、隊員は、

 

戦闘部隊を待った。

 

装甲車が止まり、米軍兵が下りてきて、

 

シェルターの場所を聞いてきた。

 

 シェルターはないと何度も返答したが、

 

聞き入れてくれない。

 

町はどうなっているのか聞いても何も答えてくれない。

 

 何しに、戦闘部隊を此処によこしたのか聞いても、

 

機密事項だと答えない。

 

 仕方ないので、倉庫に向かうと後ろで、

 

銃を操作する気配があり、横っ飛びに転がって、素早く、

 

倉庫に入った。銃を向けた米兵は狙撃されて、倒れた。

 

 実は、政治家がここにシェルターがあると勘違いして、

 

乗っ取りに来たのだった。

 

 初めは、ここの倉庫にシェルターがあると思い歩兵で

 

50口径機銃の援護の元攻めていたが、

 

しかし、あまりにも、バタバタと、歩兵が倒されるので、

 

ついに、

 

 M1の主砲で攻撃してきた。滅茶苦茶であるが、

 

そんなものだろう。

 

 武器庫は二重扉で頑丈だが、榴弾で扉は、

 

ガタガタになり、徹甲弾で、

 

内部の弾薬が誘爆し吹っ飛んだ。

 

 威力はすごく、M1を3両破壊し、装甲車も5両破壊した。

 

 その音は、コロニーのすべての人に、戦闘騒音として

 

聞こえた。

 

 想像以上の爆薬の量に、ビビり、その日の敵の進軍は

 

中止された。

 

 真夜中に、狙撃していた隊員が、1両の装甲車を盗んで、

 

コロニーへ向かった。

 

 実はこの物語の主人公は、

 

ぶすで地味な女海兵隊員のB子。

 

彼女は小さい時、影の薄くなった人が死ぬことを知っている。

 

ほかの人に話して、気味悪がられる。

 

しかし、高校生になると、見えなくなった。

 

 海兵隊では足が速いだけが得意な存在しかない。

 

 ところが、通信が途絶えたとき、再び見えるようになった。

 

 B子を含めて、全員の影が薄かったから。

 

全員死ぬと判った。

 

 翌日コロニーに隊員が集合して、現状の事態に愕然とする。

 

なんで、M1戦車が攻めてくるのか理解に苦しむが、

 

真剣に対応を検討して、山に登り、

 

M1戦車との戦闘を避けるべきだと、云うことになった。

 

 ここで、問題が発生、山上にいた4人の活動的な子供が、

 

B子の制止を振り切り下山してきた。

 

 B子も後を追うが、山に登らせていた山の下にいた子と

 

遭遇して、それら全員を、連れて下山してきたのだ。

 

 また、敵の戦闘部隊の接近も確認して、結局、

 

子供の前で、戦闘にならざるを得ない状況になる。

 

 子供19人を強制的に山の上に登らせる時間がない。

 

 4人は子供の言うことを聞かない大人は

 

いないという自信でコロニー前まで、進んで、

 

敵の部隊がその10m前の位置で停車した。

 

 そのすぐ後ろで、B子はこちらに来なさいと

 

叫んでいるが、いうことを聞かない。

 

 敵の銃火が、子供を引き裂くと、B子は山に登りなさいと、

 

叫びながら、敵全面を横切る感じで、とうもろこし畑に

 

向かい全速力で走った。

 

 山に向かうと敵の砲撃射撃が子供の集団に

 

向かうからである。

 

 敵は総べての砲火銃火をB子に集中する。

 

隊長は一度伏せろといったが、

 

それ以降は黙ってしまった。

 

 1分間に数百発以上の銃弾砲弾が、

 

B子の周りで跳ね回るが、

 

B子は躓いたり、転んだりしながらも、走り続け、

 

とうもろこし畑に突入した。

 

 それでも、敵の砲火はB子に指向して攻撃している。

 

 隊長は攻撃を開始した。

 

M1の砲撃は山から数キロ離れれば、

 

山の頂上は無理でも、中腹以上は、攻撃できるから。

 

M1の履帯をメインに攻撃を集中。

 

 翌朝B子は山の上に生きて戻ってきた。

 

隊長も生きていたが、

 

 特殊部隊の人員は7人に減っていた。

 

 B子は隊長に聞いた「私たちは死ぬのですか」

 

 隊長は笑いながら、「私は自分のやるべきことをする。」

 

「おまえも、やるべきことをするべきだ」

 

「おれは、対歩兵戦闘が得意だからな」

 

 それを聞いてB子は神父の父に教えてもらったことを

 

思い出した。

 

「パパ、自分の影が薄くなったら、死んじゃうの」

 

 父は、笑いながら、日本人で、面白いことを言ったやつが

 

いる。

 

「明日、世界が滅ぶとも、

 

今日、私は、リンゴの木を植える。」とな

 

「B子、お前も、やるべきことをするべきだ。」

 

 その日の朝は、雲が厚く、暗い、遠くで雷が

 

連続してゴロゴロとなっている。

 

 B子以外の女性海兵隊員も銃が得意なので、

 

防衛線に張り付いた。

 

 B子は一人、

 

26人の子供の面倒を見ることになった。

 

 山を登ってくる敵の数は3000人程度。

 

あまりにも、兵力差が有りすぎる。

 

 戦闘が開始され、銃撃音が響き渡る。そして、

 

4時間後、銃撃は止んだ。

 

 その代わりに、雨が降り出した。5分もしないうちに

 

物凄い豪雨になり、

 

地面にしがみ付くのがやっとの状態、斜面だったら

 

耐えられない。

 

 バケツで、連続して水を掛けられている感じ。

 

口を開けたり喋ろうとすれば、

 

水が、入り込むので、呻きすら上げられない。

 

暫くしたら、B子は子供のことを気にするより、

 

先に気を失ってしまった。

 

 目が覚めた。空は晴れている。そこで、

 

子供たちのことに気が付き

 

確認して回った。26人いて、生きていた。

 

 しかし、それ以外には誰もいない。

 

 山の下のコロニーのあった場所は、何もない代わりに、

 

草が茂っていた。

 

 大雨の後、1日で草が生えることはあり得ないと思って、

 

父の形見の腕時計を見たら、1年経過していた。

 

 

そして、

 

子供たちの影は薄くなっていなかった。

 

B子は理解した。

 

神がチャンスをくれたことを。

 

 

 

 

追記

 

上のシナリオは、オカルトマニア用で

 

一般の人には、解りにくい部分が多いので、

 

解説します。

 

まず、魔物の力が解りづらい。

 

何故、短期間で人類の滅亡が可能なのか。

 

昔のSF映画の「禁断の惑星」を知っていますか。

 

高度に進化した生物が、1夜で絶滅した惑星の事です。

 

恨み、妬み、嫉妬、などの感情を高度に増幅する機械を

 

開発、運転したことで、自滅してしまった。

 

 魔物は、機械の助けなしに、

 

憎悪の感情を増幅させる力が、

 

有るのです。

 

もちろん、支配する力も強力です。

 

剣や銃等は、アメリカ人の好みの問題で、

 

些細なものです。

 

 つまり、主人公のB子が居なければ、

 

物語は、特殊部隊が敵になり、

 

瞬間的に終了です。

 

 この物語の、世界では、アメリカは、

 

通信が途絶えた時点で、このコロニーと、

 

敵である戦闘部隊以外は、すでに、殺し合いで、

 

全て(赤ん坊も含め)、死んでいます。

 

 B子がぶすなのは、美人はどうしても、

 

他と比較したくなり、魔物に

 

支配されやすいからです。

 

 B子は、仲間を助けようと、

 

敵前面を決死で横断して走ります。

 

 魔物の精神攻撃に屈しないB子を

 

葬るため、

 

魔物の手先である敵部隊は、

 

何より優先して全ての攻撃を集中させるのは、

 

当たり前です。

 

 実際は、死んでもおかしくないが、

 

「神」が手心を加えて、命中するすべての攻撃を、

 

無効化しています。

 

指揮官は、すぐに、それに気づきます。

 

 

 最後のほうで、

 

B子は腕時計で1年たったことを知ったが、

 

電子機器が全て動かないのに電子式腕時計が

 

動いている理由は、

 

この時計は「神」のギフトで、

 

永遠に動くし、壊れない、更には、

 

様々な「神」のアドバイスを

 

受け取ることが出来る宝物です。

 

 前のノアの一族を信頼して、

 

助けて、ダメだったので、

 

今回は、生き残す人材を厳選しました。

 

 そのため、知力が今一つなので、

 

それを補う為のものです。

 

 

 中国の魔物は、人間の怨霊より、

 

強いはずなのに、

 

あまり、活動していないのは、

 

何故か、と思っていたが、

 

 つまり、向こうは

 

ゆっくり楽しみたいみたいです。

 

ただ、本格的に動くのは、

 

今すぐか、1年後か10年後か、

 

100年後かそれこそ、

 

「神」のみ知るです。

 

 あと、余計なことかもしれませんが、

 

中国は、これ以上遺跡の破壊と魔物の

 

解放は、禁止してもらいたい。

 

 魔物があちこちで、

 

仲間を集めているような気が

 

します。

 

以上解説終わり。