約一日(24時間)のリズムを生物が自ら作り出す機能
1、体内時計によって刻まれており、体温や血圧・ホルモンの分泌など身体の基本的な機能を約一日の周期で変動させている。
2、概日リズム(おおむね1日のリズム)とも呼ばれる。
3、植物や動物など、ほぼ全ての生物に存在する。
4、異常が起きると、時差ぼけや睡眠障害にとどまらず肥満や高血圧・糖尿病など身体の健康面や心の健康にも影響がでる。
地球が自転しているため、1日周期で昼夜の環境変化が起きます。
生物の身体には「体内時計」があります。
「体内時計」とは・・
細胞の中に組み込まれた「時計遺伝子」と言うたんぱく質の設計図。
たんぱく質の製造量が時計の針の役割をしています。
体内時計が昼夜の変化を直接全身に知らせ、様々な身体の機能をコントロールしているのです。
体内時計の周期には、個人差があります。
健康な人でも約30分程度の幅があることが分かっています。
このずれを調整しているのが、「朝の光」です。
これが光による同調(調節)機能です。
朝、目から太陽光を感じ取ると「今は朝だ」と言う信号が入ります。
朝だと認識してから、13~14時間は身体が活動に適した状態に保たれ、15時間くらいすると夜の休息のために仕組みが働きだします。
睡眠のタイミングはこうしてコントロールされています。
夕方から夜の時間帯に強い光を浴びていると、体内時計はまだ昼間が続いていると勘違いしてしまうため、時計の針が遅れてしまうのです。
そのため、本来寝る時刻になっても身体が完全に夜の休息状態にならずなかなか寝付けなくなるのです。
「ブルーライト」
最近になって体内時計は光の青い部分(ブルーライト)に特異的に反応する事が明らかになりました。
パソコン等のLEDディスプレイの光はブルーライトを含んでいるため、夜遅くまでの作業はサーカディアンリズムを乱れさせると言われています。
もちろんこれだけでは大きな乱れにはなりません。
より快適な毎日のために、生活のリズムをきちんとつける事の方が大切です。