掟、と書くと重々しいので、あえて題名はオキテ。
あまり変わらない?
皆さんはご家庭での決まりごとはありますか?
我が家の玄関ドアには、このようなものを貼っております
確か、新聞に掲載されていたもので、大いに賛同したわたくしはおもむろにハサミをチョキチョキと切り抜いたわけでありました
効果の程は如何ばかり?
。 。 。 。 。
ありませぬ
ちなみに実家のキッチンでは、これ見よがしにこのような類のものが日々睨みを利かしております
家訓って、、
母が様々なケースを見聞きした結果、対策を講じ、例え兄弟間であっても…と釘をさされております
もちろん、オット、息子、娘にも受け継がれております
そうして我が家にも、家訓ならぬ御法度ごと?のオキテが存在します。
・イジメは心の殺人、犯罪なので絶対しない。
・刺青禁止
一昔前の人情を重んじ、勧善懲悪の任侠ならいざ知らず、海外ではファッション感覚のタトューでも、日本では古来から罪人の証だからダメ。
簡単に消せないし、温泉や市民プールにも入れないよ!、と。
・覚醒剤、大麻、ハーブ禁止
通常の生活が出来なくなり、廃人になってしまうから。
・アルコール、タバコ禁止
ただし法律に定められた年齢まで。
・自分の身体を大切にする。
性教育のことは息子、娘と共に恥ずかしがる年齢前、小3の頃に話をしておきました。
スクール水着を例に挙げ、
男子ならズボン、女子ならワンピース型部分をプライベートゾーンと称し、安易にプライベートゾーンを触らせない、無理に触ってきたら嫌なことを伝えるなど。
我が家のオキテは、ざっとこんな感じです
もうひとつ大切なことを失念しました
私は県庁所在地に住んでいるのですが、近くには地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所があるんですね。
そんなこともあり、ほぼ毎日と言っていいほど、道路で護送車を見かけるわけです
*写真を拝借致しました。
ここぞとばかりに子供たちに向かって、『この車に乗るなよ!』とたしなめます
しかも毎回必ず
小学娘はぱっと見、マイクロバスとなんら変わらない風貌に、何故そんなことを言うのかを聞かれたことがありました
見て!窓に金網があるでしょう?
「ほら、ママがTNRに使う捕獲器と同じ金網の…」
れっきとした金網よ
「人に迷惑をかけたり、傷つけたり、悪いことをしたら逮捕されるの。
一度乗ったら、捕獲器同様、出られないよ!」と
*・゜゚・*:.。..。.:*・'*・゜゚・*:.。..。.:*・'
話は変わりますが、先日実家の母の誕生日と娘のお節句のお祝いで、友人のお蕎麦屋さんに行きました
帰り道、一足先に娘と歩いていたら、暗闇に葉っぱが落ちていました。
気にも留めることなく、通り過ぎようとした際、どことなく違和感を感じましてね、、
腰をかがめて凝視したら、
カ、カエルだ〜
これでも幼い頃から、蛇、トカゲ、カエルと育ってきましたので、へっちゃらなんですよ〜♪
蛙が苦手な方はこれ以降、ご遠慮くださいませ
月夜の下、ぽつねんと佇むガマガエルさん
久しぶりに見ました
急いで、後ろにいる母と高校息子に踏まないように伝えました。
折しも、その日は3/5日の啓蟄。
まさに冬籠りの虫が這い出る日で、この偶然の出会いにエラく感動したわたくし
じーっと見入っていた娘が一言、、
「ママ、交尾してる! !」
えぇーっっ!
確かに、、
猫の繁殖シーズンと同じなんだ
ふと、百聞は一見にしかず
とばかり、この性教育の絶好の機会を逃すまいと、「赤ちゃん卵が今、出あってるんだよ、もうすぐ生まれるね!」と、誕生のしくみをとうとうと伝えたわけです。
息子は終始、無言でしたが
反抗期高校息子はガールフレンドがいますし、普段から女性の身体に気を配るよう、釘をさしています
決め台詞は、「私が何故TNRをしているのかわかるよね?」
「野良猫を妊娠させない為だからね?
私が何を言いたいか、わかるよね?」と、これ見よがしに
この道は通りから少し入った私道で、車の通りは少ないけれど、轢かれてしまう恐れがある為、息子がティッシュで元々いたであろう林の敷地に戻しました。
すると、また3匹の蛙さんが佇んでいました。
すると、おもむろにオットが素手でまた林に戻したのです
しかしながらオットは、「これからあっちの沼まで行って産卵するかもしれないのに、わざわざ戻しちゃいけなかったかもしれないよ」と。
確かに、水辺でないと卵を産めないわ
余計なことをしてしまったかもしれないと思いながらも、車が来たら確実に轢かれてしまうこともわかっていた。
実際、沼までは200メートル近くあり、その間には学校を二つ越えなくてはならない。
車もそうだが、子供たちのいたずらやカラスや猫などの餌食にもなり兼ねない。
ならば、沼に住処を移せばいいのにと思うが、林に戻るのは本能なんだろう。
だから大量の卵を産む。
そんなことに思いを巡らせていたら、
車が
危機一髪
轢かれないで良かった
そんないきさつを知る由もなく、ほろ酔い気分の父がゆっくりやってきた
一番危なかったのは、父だったかも
以前は自然が残り、学校もなくスムーズに沼に辿りつける環境であったに違いなかった。
人間の仕業で、虫、動物たちは住処を追われていく。
人間との共存なんて、所詮口先だけ。
せめて蛙さんが、つつがなく沼に辿りつき、産卵ができますように…。
闇夜の救出劇が終わった後、切ない余韻に浸りながらトボトボと歩いていたら、娘が唐突に「蛙って耳あるの?」と。
「あると思うよ…」と返事をしながらも、つい、日頃の癖で、カエルさんのサクラカットを想像してしまったわたしって
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