私には、変なこだわりがある。だからよく変人だと言われる。
例えば、キレイなはずの場所にある「水垢」が気になって仕方がない。
ポットや薬缶などの内側に着く白いもの、あれだ。
きれいな水しか入れていないのに、どうしても着いてしまうのが水垢だ。
水の中に含まれるカルシウムなどのミネラル分が、H2Oが蒸発してしまった後に残るもの。
一番気になる場所が、食器の洗いカゴ。
せっかくきれいにした食器を置こうとすると、白い「汚れ」がある。それがイヤなのだ。
いちどついてしまった水垢は、ちょっと擦ったくらいは取れない。洗剤でもなかなか。
洗いカゴの場合、突起が多かったりして洗うのも難しいし、面倒だ。
数ヶ月前にここ(*)に居付くようになった時、かなり古びていた洗いカゴは、水垢がだいぶついていて、しかも分解するのが相当面倒な品物だった。
(*) 過去記事をご参照ください。
プラスチック製だったため、突起物がすぐ折れたし、分解しようとしたらボロボロ崩れてしまった。
そこで、ホームセンターを何箇所かうろつき回り、良い洗いカゴを探して歩いた。
そこで見つけて、いま気に入って使っているものがこれ。
まず、水滴を受ける部分が白いので、水垢が目立ちにくい。
なおかつ、この水受けトレイが引き出せるので、すぐに洗うことができる。
そもそも水滴が乾いてしまうとどうしても水垢ができるが、食器から滴るのが終わったらすぐに水滴を拭き取ってしまえば、水垢ができることも無い。
実はこれ、食器を置くときには少しコツがあって、人によっては使いにくいと思うかもしれない。
私も最初のうちは、お皿が転がってしまったりしてやや苦労したが、そこは慣れてしまえば良い話。
トレイはすぐに拭く。籠の部分も時々洗って拭いてやれば、それで「気になる」水垢はつかない。
これが私の変なこだわりの、ひとつ。