年末に、診療所にある自動血圧計で久しぶりに血圧を計ってみた。
写真の5枚のシートの右上に書いてある通り、3分間隔で5回計った。
血圧というものは結構変動するもの。一度計っただけで高い・低いと騒いでも仕方がない。
なので普通は、朝目覚めた時などに計ったものを記録して、高い低いを判断する。基礎体温と同じように。
ただ、この私の記録は、12分間続けて同じ姿勢で座ったまま計ったもの。
左から2番目と真ん中は、1回目にえらく高かった血圧を下げる努力をして、まあまあ正常の範囲におさめているし、その後の2回は、色々考え事をしていたら上がってしまったものだ。
つまり、自分で下げたり上げたりしてみた記録というわけだ。
とはいえ、思うようにいかなかった部分もある。
その原因が血圧計にあったのだ。
静かな音楽を流して、「心を落ち着けましょう」とか言う、ハイテク血圧計だった。
こういう話、もっと知りたいですか?
いくらでもお話しできますよ?
さわりの部分だけ書くと、「呼吸法(深呼吸)」や「自律訓練法」を実践すれば、血圧や心拍数など簡単に下げられるし、考え事をしたり、イライラしたりすれば上がってしまう。
このしゃべる血圧計が合成音声だったので、イントネーションがカタコトの外国人みたいで変だなぁとか、音楽だけにすれば良いのに、などと思ってしまった。
だから、4回目と5回目は、血圧も脈拍も上がってしまったのだと、私は思っている。
人間の身体というものは、じつに面白い。