先日、3度目の採卵をしてきました。

死産してからは2度目。



前回(12月)の採卵では採れた卵3個のうち、

1つは変性卵
1つは未成熟卵
1つは受精はしたものの育っていかず…

まさかの1つも凍結できないという結果でした。


年齢的にだんだんと卵子の質も落ちてくるし、採卵周期に入る直前に夫婦でコロナに感染したことも関係あるのかなぁと思いましたが、、

さすがにショックで…。



今回も前回みたいに1つも凍結できなかったらどうしよう…と不安になっては夜も眠れず、死産のことを思い出して毎晩泣く日が続いていました。


睡眠大事なのに!
こんなんじゃ卵ちゃんに影響出ちゃう…と思いながらも、それがプレッシャーになり眠れないという負のループ。


鍼灸の先生いわく、

「たくさんホルモンのお薬を使うから、ちょっと不安定になっているのかもね」

と、よく眠れるツボを教えてもらい、家でもお灸をしたりしていました。



採卵周期に入り、毎日自宅での自己注射とお薬。


採卵までの間に卵胞チェックに4度通院がありましたが、前回と同様、左の卵巣の卵胞の育ちが右より遅いような感じでした。


でも大きく育ってきている卵胞もあり、エストラジオールの数値もだんだん上がってきて採卵日決定。


採卵当日。



朝、娘のお仏壇に手を合わせるとき、
「卵ちゃんがちゃんと採れるように祈っててね」
とお願いしました。



病院に着き受付を済ませ、夫は採精室へ、私は回復ルームへ案内され点滴などの準備。


どうか、今回は前回よりは採れますように!


今回も採卵室での処置の際、娘を産んだときのことをありありと思い出し、また涙が…


採卵中も静脈麻酔しているにもかかわらず、ずっと涙が流れていて… 


看護師さんが私が泣いているのに気づき、

「大丈夫ですか?痛いです?」と声をかけてくれました。

痛いのは痛いけど、痛みで泣いているわけではないのですが…

私:はい、痛いです。。

とごまかしました。

看護師:もうすぐ終わりますからね、頑張って!


でも痛かったのも事実で、卵巣のチョコレート嚢胞を通過して卵胞を吸引したりしたようで、麻酔をしていても結構な痛み。


採卵後もかなりお腹の痛みがあったのでその場でボルタレン坐薬を入れてもらいました。


無事採卵を終え、今回10個の卵子がとれました。

今までで1番多くとれてよかった。

家での注射や通院、その他にも鍼灸にもまめに通って。。
頑張ったかいがあった…とホッとしましたが、これから受精させて凍結までまだ安心できません。


採卵後の診察で

Dr.:先ほども言ったように、今回卵が10個採れました。数があるので、半分半分でいこうと思います。

私:半分半分とは?

Dr.:半分の5個は通常のふりかけでの体外受精。もう半分の5個を顕微授精でいきましょう。

私:あ、はい。


今回初めての顕微授精です。


夫の精液所見はいつも全く問題なしなので、今回あまりよくなかったのかな?と思いましたが聞けませんでした。


採卵の2日後、受精したかどうか培養士さんから電話がありました。


今回、顕微授精した5個の卵はすべて正常に受精を確認。

ふりかけで体外受精した卵子5個は、1つは卵の質が悪くて受精する力がなかった(変性卵?)ものと、2つは1個の卵子に何匹か精子が入り込んでしまう多精子受精となってしまったようです。
残りの2個は正常に受精を確認。

ということで、採卵2日目で合計7個の卵子の受精の確認ができました。


あとはこれから、無事胚盤胞まで育ってくれることを願います。
(通っている病院は、基本的に胚盤胞になったら凍結するようです)

2年数ヶ月前、37歳のときの初めての採卵では5個採卵して、体外受精で全て受精し胚盤胞になってくれました。

ただいま40歳、そこまでは無理でしょうが、、
せめて、半分の3、4個は凍結できたらいいな〜。



次の診察には凍結結果が出ているので、、

お空の◎ちゃんにもお願いしながら…ドキドキの1週間です。