卵巣刺激開始から約2週間後、先日採卵してきました。
生理開始時の卵胞チェックの際、左の卵巣には卵胞が見えないと言われましたが、自己注射をしているうちにいくつか育ってきてくれました。
しかし、診察を重ねるたびに右卵巣の卵胞と左卵巣の卵胞にどんどん大きさの差が出てきてしまったようで、、
右の卵胞はいくつも20mm前後にまで大きくなっているのに、左はどれも10mmちょいくらいの卵胞しかなく…
卵胞チェック後の診察で
Dr.:左右の卵胞の大きさに結構差があるんですよ。
右はねぇ、いい感じに大きく育ってるんだけど、左のはもうこれ以上大きくならないと思う。
なので、2日後に採卵しましょう。
私:はい。
大丈夫だろうか…左はやっぱり最初から調子良くなかったもんね。。
てか、コロナにならなければな〜。。(関係ないかもしれませんが、かなりしんどかったので…)
2日後、夫も院内採精のため休みをとってもらい、2人で病院へ。
採卵前に膣の洗浄や麻酔をするとき、子宮の入口を器具でつまんだときの痛みが、娘を出産するときに子宮口を開くために何日もしていた処置の痛みと同じ感じで、、その時のことを思い出して涙が溢れてきました。。
もちろん、その時の痛みに比べれば今回の痛みはなんてことないですが、、
私は静脈麻酔がいつもほとんど効かないので、ずっと意識ハッキリの採卵でした。
その中で聞こえてくるドクターとスタッフさんの会話。
Dr.:やっぱり左は小さいからなぁ。。次、右いきます。
あぁ、これは…卵胞じゃないね、チョコでもないし、、
卵管の水腫かもしれないなぁ、、
え??
卵管水腫??
また新たな病名が出てきました…
左の卵巣からも採ってもらいましが、左のはやはりほとんど空胞だったようです。
採卵後の診察で
Dr.:今日採れた卵子は3個でした。やはり左のがあんまり育ってなかったからね。そして、卵胞に見えてたものがもしかしたら卵管に水が溜まっている水腫かもしれません。
とりあえず、受精して凍結できたら次の治療をどうしていくか決めましょう。
1週間後に卵巣のチェックと凍結確認に来てください。
なんか、踏んだり蹴ったり…卵もそんなに採れず、まさかの卵管水腫疑い。
子宮内膜症があると卵管水腫になりやすいと聞いていましたが、、はぁ〜とため息が出る結果でした。
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翌日、培養士さんから受精確認の電話がかかってきました。
結果、受精したのは1個だけ。
1つは未成熟卵、もう1つは変性卵とのことでした。
私の通っている病院は、受精卵を培養して胚盤胞になったら凍結するという方針なので、受精した1個の卵ちゃんが、どうか胚盤胞まで育ってくれますようにと祈るしかありませんでした。
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採卵から1週間後の診察で。
凍結の結果が出ていましたが、今回は胚盤胞に到達せず凍結0個という結果に…。。
2年前は5個採卵して全部胚盤胞になったのに、、
2年で胚盤胞到達率100%からの0%。
AMHも増えてたのにな〜。。
そしてエコーで卵巣の戻りをチェックしたあと、ドクターから再度卵管留水腫の疑いがあると言われました。
私:卵管の水腫?に関しては治療はどんなことをするんですか?
Dr.:治療としては切除ということになります。
私:卵管を?手術ですか?
Dr.:そうです。でも、まずは卵がとれないことには先に進めないので…次も採卵をしていくようになるかな。
私:はい。卵管水腫があっても卵は採れるんですか?
Dr.:卵は採れます。じゃあ、体調整えて次も頑張ろうね。
はい。と返事をしながら、涙が溢れてきてしまいました。
凍結0も悲しいけど、次から次へとどうしてこう問題が出てくるのかな…
看護師さんがティッシュを差し出してくれ、
看護師:頑張りましたよ。やっと前に進もうって気持ちで立ち向かったのにね、出鼻くじかれたように感じるかもしれないけど、ちゃんと進めてるからね。
私:もっと体調を見直さなきゃですね。。
Dr.:もう頑張ってる頑張ってる!
看護師:今回とっても頑張ったじゃないですか!
と、そこにいらしたスタッフさん全員に励まされ診察室をあとにしました。
次の生理で卵巣をリセットして休めて、その次の生理が来たらまた採卵の予定です。
ということで、今年の不妊治療は終了となりました。
去年の今ごろは、、もう娘がお腹にいたんだな。
心拍確認できるのをいまかいまかと待ち侘びてたな。
なかなか姿を見せてくれなて不安だったけど、8週のときひょっこりとエコーに写ってくれたね。
今回の卵ちゃんは◎ちゃんじゃなかったんだね。
またママのお腹にもどっておいでね。