ずっと引きこもっていたし買い物などは夫に連れて行ってもらっていたので、車の運転は1ヶ月以上ぶり。
娘に見立てた手のひらサイズの小さなうさぎのぬいぐるみ(卯年ベイビーなので)をお守り代わりに助手席に乗せて、恐ろしかったけどなんとか行けました。
病院に着いて、今までの妊婦健診と同じように採尿、血圧と体重測定。
赤ちゃんはいないのに母子手帳も提出するし、自治体の助成券も使えました。
本当なら娘と一緒に来て診てもらうはずだったのに…
死産のため配慮していただいたのか、通常の待合ではなく少し離れた所にある部屋の前で待つように言われました。
周りに誰もいなくてホッとしました。
あぁ、やっぱり病院に来るとありありと思い出してしまう…
待ちながら涙を堪えるのに必死でした。
診察前に、助産師さんとのお話があり…
入院中お世話になった助産師さんお2人が来てくださり、お顔を見た瞬間に涙が止まらなくなってしまいました。。
助産師:あぁ〜っ、やっぱり私たちを見たら思い出しちゃいますよね、、体調はいかがですか?
私:体調はいいです…(涙で声にならない)ごめんなさい、やっぱりここに来たらダメですね。。来る前までは大丈夫だったんですけど…
助産師:当たり前ですよ。まだ1ヶ月しか経ってないんですから。。
30分くらいお話を聞いてくださいました。
家でどうしているのか、
食事、睡眠はとれているか、
家族との会話、
娘への私の想い、
娘の火葬やお骨のことなどなど、、、
妊娠中、お腹の赤ちゃんに向けて呼ぶ名前(胎児ネーム?)がありました。
夫も私も妊娠初期の頃からその名前で呼び慣れていたため、産まれてからも正式な名前は付けず、ずっとその名前のまま。
入院中もその名前で呼んでいたため、助産師さんも覚えてくださっていて…
助産師:〇〇ちゃんは、ずっとお母さんが大好きですからね。私たち、入院中お母さんが〇〇ちゃんにいろいろしてあげてるのをずっと見てたから…
〇〇ちゃんもお母さんにすごく愛されてたってわかってます。
とても温かくて、ホワッとした気持ちになりました。
それでも、生きて元気に産んであげたかった。。
どうしても落ち着かなかったり、気持ちがいっぱいいっぱいでしんどかったらいつでも連絡くださいねと言っていただき、ありがたいです。。
その後診察に呼ばれ、、
まず超音波で子宮を見てもらい、悪露も出なくなったし子宮内にも残ってないようで、身体の回復は順調なようでした。
生理が再開するのに、そんなに時間がかかる感じではないでしょうとのこと。
赤ちゃんはいないのに、私の身体だけが回復していくのが虚しい。。
子宮内胎児死亡となった原因が何かしらわかるかもと思い胎盤を検査に出したのですが、まだ結果が出揃っていないらしくまた1ヶ月後に診察になりました。
今出ている結果的には胎盤や臍帯に問題はなかったとのことでしたが、このまま染色体含め何も問題がなかったと言われたら私に原因があったということなんだろうな。。
白黒ですが、胎盤と臍帯の写真を見ました。
出産の日、助産師さんが「立派!!」と言ってくださった臍の緒。
赤ちゃんと私を繋いでいてくれてありがとうね。。
今回の件を不妊治療をしていた病院に報告しているそうですが、胎盤の検査の結果が全部出揃い次第、その結果を踏まえて今後どうするかをそちらの病院で相談してくださいと言われました。
ドクターも気持ち的にしんどかったらすぐに治療を再開しなくてもいいよとおっしゃいましたが、、ただ、今が若いわけではないからねとも。。
流産→死産と続いているので、
「不育症の検査もしたほうがいいかもしれない。今のところ死産の原因はわからないけど、血糖値や子宮腺筋症が原因ということもあるかもしれないし、事前に対策できることはしていかないと…ただ妊娠すればいいってわけではないからね。。」と。
不育症の検査も、不妊治療をしていた病院でできるようです。
まだ娘を失った悲しみの真っ只中にいるのに、次の妊娠を考えることまで頭がまわっていません。
でも確かにあと半年で40歳の私には時間は少ないのだと思い知らされました。
不妊治療をすぐ再開しない場合は、今の病院で子宮内膜症の治療を継続しなければなりません。
またあの(不妊治療の)病院に行く日が来るんだ、、
ドクターや看護師さんたち、笑顔で見送ってくれたのにな。。
いずれ2人目でお世話になろうと思ってはいたけど、、
元気な赤ちゃん産まれました!って笑顔で報告したかったな。。
その後、同じ病院内の糖尿病内科に行き、妊娠糖尿病が治っているかまた1ヶ月後に検査することになりました。
なんかあちこち問題だらけのママだけど…それでも〇〇ちゃんはママを選んで来てくれたの?
強い子だね、かっこいいね、えらかったね!!
そんな〇〇ちゃん大好きだよ!!
お腹で元気に育ててあげられなくて本当にごめんね。。
こんなママのお腹に来てくれて、本当にありがとうね。。
またいつでも帰って来れるように、ママ自分の身体のことも大事にするよ。