※死産に関する内容です。少し前のことを振り返りながら書いています。
子宮内胎児死亡宣告後、即入院することになった。
荷物を準備するために一旦家に帰らなければならない。
車に乗り込み1人になると、堰を切ったかのように涙が溢れ出し、止まらなくなった。
なんで、なんで?
いやだいやだいやだ!!
嘘だ、嘘だ。。
どうしよう、どうしたらいいの、、
赤ちゃんごめん、、本当にごめん。。
いろんな感情がごちゃごちゃで、しばらく声をあげて泣いた。
泣きながら夫に電話する。
私:赤ちゃん、心臓止まってた。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
夫:えっ!?なんで!?えっ!?
電話口で動揺しているのがわかる。
私:まだわからない…今から入院になった。とりあえず一旦帰る…
夫:はぁ。。大丈夫?じゃないよね、ちゃんと帰って来れる?はぁ〜…
私:うん、帰らなきゃ。準備しないと。
夫:はぁ。。わかった…気をつけて。。
夫は何度もため息をついて動揺していた。
夫もまさか赤ちゃんが亡くなっているとは思っていなかっただろう。。
そして母にも電話。
母には胎動が弱くなったことも病院に行ったことも伝えていなかったので、何も知らない。
私:お母さん?赤ちゃん死んじゃった…
母:えぇ〜っ!なんでぇ〜。。いつ!?今どこ?病院行ったの?
私:胎動がなくなった気がして今日病院に行ったら、心臓止まっちゃってた…今まだ病院。すぐ入院することになった。
母:えぇ、、どうしてぇ。。〇〇(私の名前)は大丈夫なの?お母さんも病院行こうか?
私:私の身体はなんともない。まだ準備もなにもしてないから、また落ち着いたら連絡する。
母:何かいるものがあったら言ってね。すぐ行くから。
母も泣いていた。
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車を運転しながらも涙は止まらない。
受け入れたくない。
お腹をさすりながら赤ちゃんに話しかける。
「ごめんね、ごめんね、しんどかったよね。。
ママ気付かなくてごめん。ほんとごめん。
どうして…?
ママ糖尿病になっちゃったから?ママのお腹苦しかったよね。。
ママいやだよ、いなくならないでよ。。」
なんとか家に帰りつき、泣きながら夫に
私:ごめんなさい。。どうしよう。いやだ。。
夫:本当に心臓止まってるって?
(独り言のように)…またこんなことになるとか、、
前回の流産のことを思い出しているようだった。
私:やっぱり昨日から動いてなかった…病院一緒に行かないと。先生から話あるって。
夫:(私のお腹をさすりながら)なんでや〜。。
夫も受け入れられない、といった感じだった。
働かない頭で入院準備をする。
何が必要?
予定日までまだ2ヶ月半あったので出産のための入院の準備なんてしていない。
母親学級にもまだ参加していないので(コロナのため中止になっていたので6月に再開予定の母親学級に行く予定だった)、お産に何がいるのかわからない。
ていうか、産まれた赤ちゃんはどうなるの?
連れて帰れるの?
入院のためのしおりをもらっていたが、お産に必要なものは書かれていない。
分娩予約したときにもらった資料に、産褥セットは売店でも買えると書いてあったのでどうにかなるかと思い、通常の入院に必要なものと、ナプキン・ショーツなどの生理用品だけ持って行くことにした。
あちこち物をかき集め準備をしていると、夫も落ち着かないようであたふた動き回っている。
夫:赤ちゃん産まれたらどうなるん?着る物とかどうする?
私:そうだよねぇ…
まだ赤ちゃんの性別もはっきりわからず、赤ちゃんの服を準備していなかった。
性別がわかったら買おうねと夫と話していた。
前回の健診での赤ちゃんの推定体重は約1000g。
29週の赤ちゃんには市販のものだと大きいよね。。
私:とりあえず今は時間ないし買いに行けないから、後で買いに行ってくれる?
夫:うん、…電話で相談しながら買おう。
赤ちゃん、まだまだこんな小さいんだから、まだママのお腹で大きくならなきゃダメじゃん…
本当はまだ出てきちゃダメなんだよ、出てくるには早すぎるよ。。
お腹で最後まで育ててあげられなかった…
本当に本当にごめんね、赤ちゃん。。