2022年7月
※6週で心拍確認後、8週で心拍停止
流産手術予定



8週の診察で心拍が止まっていると言われ、1週間後に流産手術を受けることになってしまった。


心拍停止と言われたその日、仕事は休みだった。


流産手術後は立ち仕事は当分控えてと言われたので、美容師でガッツリ立ち仕事の私は、手術後1週間はお休みをとらせてもらおうと職場へ電話を入れた。


職場には不妊治療をしていることを伝えているため、妊娠したことも報告していて、移植した時点で時短勤務にしてもらっていた。


「手術後1週間はお休みをいただきたいです。手術までは今まで通り出勤します」

と伝えると、オーナーは
「こっちは大丈夫だから。気にせず休んで!」
と言ってくれた。


予約をしてくださっているお客様にはとても申し訳ないが、職場からお客様へ連絡してもらい、予約を変更していただいたりした。


職場のスタッフにもお客様にも迷惑をかけまくりで大変申し訳ない。




どうやって運転して帰ったのだろうと思うくらい、診察後は気付けば家に着いていたという感じ。


その日は午後から出勤の夫はまだ家にいて、夫の顔を見てまた涙があふれた。


私:いつ心臓とまっちゃったのかな。先週までは元気に動いてたのに…。私がいけなかったのかな。

夫:〇〇が悪いわけじゃないよ。仕方ないよ。

といってお腹をさすってくれた。

私:まだここにいるのにね。何で動いてないんだろうね。

しばらく夫と今までのエコー写真を見て赤ちゃんのことを話しながら、涙が止まらなかった。

「家の事何もしなくていいから、ゆっくり休んでね」

と言って夫は仕事に行った。




ゆっくり横になっていると、だんだんお腹が痛くなってきた。

生理痛のような、ちょっと違うような。

3日前くらいから、ときどき下腹部がキューっとする痛みがあったのだが、それよりもっと痛みが強く波がある。


そして出血したような感覚があり、トイレで確認するとかなりの量の鮮血。


昨日までは少しのベージュのおりものくらいだったのに、心拍停止と言われた途端のいきなりの鮮血に焦った。


今まで経験したことのないような下腹部の痛み。

普段から内膜症で生理痛はひどいので、我慢できないほどではなかったが、歩くのも相当辛い。

出血量もだんだん増えて、トイレに行くたびにナプキンが真っ赤になっていた。


手術までに出てきちゃうんじゃないの?と思うくらいのお腹の痛みと出血。

手術までは仕事に行くと言ったがちょっと無理そう…

再度オーナーに電話し、明日から休ませてほしいとお願いした。

オーナーは
「いいよいいよ!そのほうがいいんじゃないかって思ってたから!ゆっくり休んで」
と言ってくれた。ありがたい。。。



夜になると立てないくらいの痛みになり、ロキソニンを飲もうか迷ったが、万が一赤ちゃんが生きていたら…と思うと飲めなかった。


手術まではルティナス膣錠とエストラーナテープは継続するようにとのことだったが、ルティナスのアプリケーターがホラー並みに真っ赤になる。


これもこんなに出血してるのに続けなきゃダメなの?



次の日、朝一で病院に電話して聞いてみた。


私:昨日の夕方からかなり激しい腹痛と出血があるんですが、ロキソニンとか飲んでも大丈夫ですか?
あと、出血がすごいんですけど、ルティナスは入れないとダメですかね?

看護師:ちょっと先生に聞いてみます。
〜〜〜〜〜
もしもし。ロキソニンは飲んでも大丈夫だそうです。痛みがひどい時は飲んでくださいね。
ルティナスはねぇ、やめちゃうともっと出血がひどくなっちゃうこともあるので続けてくださいとのことです。大変だと思うけどね、もう少し頑張ってみてください。


やっぱりもう赤ちゃんの心拍は戻ることはないんだろうなぁ。。


ロキソニンを飲むと痛みは落ち着いた。


この痛みと出血は手術まで続くのかな?


赤ちゃん、出てきたかったら出ておいで。
でもママのお腹にまだいたいならいていいからね。