2022年3月


高温期になったので病院の予約を取り、高温期4日目に移植準備のため受診。



このまま順調にいけば3月末か4月初め頃に移植かな、と思っていた。



超音波で内膜の状態を確認し、問題なければそのまま移植周期に。




ところが…。。




いつものように内診台に上がり超音波をグリグリ。



…なんか今日やけに長くない?
ちょっと痛いし。
え、またそっち?



というようにいつもより長い時間をかけてグリグリあちらこちらかき回されていた。



そしてドクターの溜め息まじりの「う〜ん」という声が聞こえた。



何か問題があるんだな。と思った。



そして診察室でドクターとのお話。



Dr.:移植の準備のために子宮の状態を診たかったんですが、見えないんです。

私:へ??

(パソコンを見せながら)
Dr.:これのせいで、超音波では子宮が見えない。

覗き込んだパソコン画面には、チョコレート嚢胞の治療のときによく見せてもらっていた大きな黒い塊のエコー写真。

私:卵巣のチョコレート嚢胞ですかね?

Dr.:たぶんね。でも、かなり大きい。
7月にMRIを撮ってもらったんだけど、その時よりかなり大きくなってる。
これが子宮の裏にあって、エコーでは子宮の状態が見えない状況なんです。

私:昔、左右の卵巣が子宮の裏で癒着していると言われたことがあります。

Dr.:うん、そうそう。たぶんコイツは右の卵巣だと思うんだけど。

私:11月に採卵のあと右の卵巣が炎症を起こして熱が出たのと関係ありますか?

Dr.:そうだね。採卵や移植のための内膜調整で、卵巣に負担をかけてチョコレート嚢胞が大きくなってしまったのかもしれない。今この塊はこれくらいあります。

と言ってドクターが両手で丸を作った大きさにたまげた。

鶏の卵より一回り大きいくらい。

おもわず、えぇっ!?と声が出た。

Dr.:まず、移植の前にこちらの塊をどうにかしないといけない。悪いものではなさそうだけど、もう一度MRIを撮って見せてください。

私:はい。こいつがあるせいで着床できないとか、関係あるんですか?

Dr.:着床できるできない以前に、子宮の状態が見えないから何とも言えない。というより、もしこのまま移植して着床して妊娠してしまったらマズイです。

私:破裂する?

Dr.:うん。このダグラス窩ってとこに塊があるから、その場合妊娠して子宮が膨らんだら破裂の危険性があります。まずは手術で切除するか、吸引するか、どうにかしなければならない。

私:この前の生理痛ひどかったんですよ〜。こいつのせいでもあったんですかね。。

Dr.:そうだね。採卵や移植で内膜症の治療を今は一切していなかったから、内膜を育てちゃって悪化してしまうんだよね。
一度MRIの画像を見てからどうするかまた決めていきましょう。



ということになり、移植の準備に入る気満々でいたのに、MRIの予約をとって帰ることになってしまった。


むしろ、いつ移植できるかもわからない状況だ。


早く移植したかったが、今この状態では着床させてはいけない。


手術かもな。


以前かかっていた婦人科でチョコレート嚢胞の治療をしていたときは、大きさが6〜7cmくらいだから、手術するかしないかギリギリくらい。と言われていた。
ジエノゲスト服用中は嚢胞も大きくならず、少し小さくなった?というときもあった。


妊娠希望なら、卵巣機能が低下するから先に手術しないでまず不妊治療をしたほうがいいと言われて体外受精に踏み切った。


体外受精の代償に内膜症の悪化。


手術したとして、移植もうまくいくとは限らない。


でも卵巣機能が低下したとしても、現在、良好胚盤胞は4つある。


採卵、凍結までは順調だった体外受精も、採卵後から卵巣が炎症を起こしたり、移植日が延期になったりと問題が次々と出てくる。


どうか、全ていい方向にいきますように。