2021年10月


卵巣刺激開始から10日目、4回目の受診。


事前にもらっていた資料に、 

〝10日前後自己注射をして、18㎜以上の卵胞が2個以上確認できたら採卵日が決定する〟

と記載されていたので、そろそろ採卵日が決まるかなとドキドキしていた。


いつもと同じく採血と卵胞チェック。


はっきりとは覚えていないが、

「右〜20、18、14、13。左〜21、20、…」

と18㎜以上が2個以上あるではないか!


ついに採卵日が決まるなと思って超音波後の診察を待つ。


診察室へ呼ばれ、ドキドキしながら椅子に座る。


Dr.:卵胞も順調に大きくなっているからね、採卵もできそうなんだけど、もう少し小さいのを大きくしたいからね、注射まだある?あと1日家で注射して、また明日来てくれる?
一応、土曜日に採卵になる可能性が高いです(この日は水曜日)。


…まだだったか。
でももう土曜日に確定しそうだ!


夫は仕事が土日休みなので、土曜日採卵だと有給を使わず病院で採精できるのでありがたかった。

逆に私はサービス業なので、土曜日は予約も入りやすく忙しくなるので、土曜日にお休みするのは心苦しいのだった…。


そして翌日木曜日。

卵巣刺激開始から11日目、5回目の受診。


採血と超音波。


「右〜23、21、19…。左〜22、21…」


何個の卵胞を計測していたのかはっきり覚えていないが、確実に20㎜以上が何個もある!


そして診察室で。


Dr.:よし、卵胞も大きくなったし、2日後に採卵しましょう!

私:はい!

Dr.:当日ご主人来れる?

私:来れます!

Dr.:じゃあ、今日の23:30に病院に来てhCGの注射を打ってもらいます。自己注射は…もうないよね?
じゃあ今日は病院で打って帰ってもらうから。
病院のは痛いよ?笑
デュファストンは23:30までに飲み終えておいてね。

私:はい、よろしくお願いします!


採卵日は2日後の土曜日に決定した。

お父ちゃん思いのいい卵ちゃんたちだ…などと思いながら注射に呼ばれるまで待つ。


ゴナールエフ皮下注ペンは3本処方されたが全部使い切ってしまっていたので、最後は病院で打つことになった。


自己注射ではお腹の皮下に打つのに、病院だとお尻に筋肉注射らしい。


看護師さんに呼ばれ、お尻を出してベッドでうつ伏せになる。

看護師:これ痛いんだけど、頑張ってね。いきますよ〜。

プスッ!!

液が入っていくときがマジで痛い。。思わずお尻に力が入りピクッとなり、「いたっ!」と声が出てしまった。

看護師:ごめんね〜!もうすぐ終わるからね〜。


自己注射のほうが全然マシだと思った。




続く…