2021年9月
今まで受けた検査の結果をふまえ、主治医とこれからの治療方針を決めるため、夫婦で受診。
いろいろな検査結果の紙を渡され、説明を受ける。
まず、精液検査の結果。
Dr.:ご主人に関しては問題ないですね〜。
数も運動率もいいし、形態もいい。
(小さな声で)…ま、濃い方だと思います。
ドクターの小声の最後の一言に、思わず吹き出しそうになる夫と私。笑
Dr.:奥さんのほうは…
血液検査もほぼ大丈夫。
少し体重を落としましょうか〜。
あと、卵子の数は…少ないほうですね。
あと、、やっぱり内膜症がありますからね〜。
卵管も通っていて問題はないとはいえ、子宮内膜症とチョコレート嚢胞は不妊の原因には違いないですから…
やっぱり、体外受精を念頭に治療をはじめるのがいいと思います。
…と、突っ込みどころが満載な結果に。
血液検査。
ホルモン値はほぼ問題なし。
標準体重をオーバーしている私。
痩せると下がりそうな数値ばかりが高いらしい。
ダイエット、本気で取り組まなければ。
そして、卵子の数を調べる自費での抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査。
1を切るとかなり少ないと言われている数値らしいが、私は1を少し超えるくらい。
決して多いとは言えない。
夫も「それって少ないほうなんですか?」と聞き返し、
「えぇ、少ないです」とドクターに2度目の少ない宣告を受けた。
あとは、長年悩まされている子宮内膜症と卵巣チョコレート嚢胞。
私の年齢的にも、悠長にしている暇はない。
Dr.:どうします?体外受精、やってみますか?
夫:それしか見込みがないんですか?
Dr.:人工授精という方法もありますが、いろんなことを考慮すると、早めに体外受精をされたほうがいいと思います。
これは地元の病院の産婦人科にかかっていたときのドクターと同じ意見。
もう、体外受精しか見込みがないと言われているようなものだ。
私たち夫婦も体外受精になるだろうなと思っていたので、何の迷いもなかった。
その場で同意書に記入し、いよいよ体外受精に向けての治療がはじまった。
その日に夫婦2人で感染症の検査の採血を受けた。
帰宅して領収書を見て、負担割合100%の記載。
あ、そういえばこれからは自費治療になるんだ。
来年4月からは不妊治療も保険適用。
それまでは助成金制度を利用できる。
高額な不妊治療を受ける者にはとてもありがたい。
1人でも多くの不妊に悩む人が、もっと気軽に治療を受けられる世の中であってほしい。