2021年8月


夫婦で体外受精のセミナーを受けた。

このセミナーを受講しないと、同意書を書けず体外受精へ進めない。


コロナ禍なのでオンラインでの開催だったのだが、自宅で受けれるため往復2時間かけて病院に行かなくていいのは地味にありがたかった。



体外受精について、大まかには理解しているが、実際どのような治療をしていくのかは詳しくは知らなかった。


まず、卵子を育てるために毎日自己注射をすること、2〜3日におきに通院しなければならないこと。


やっぱり、仕事にかなり影響はありそうだな…
と感じた。



そして、いろいろなリスクについて。


体外受精でも自然妊娠でも先天性異常の率はほぼ変わらないこと。

多胎妊娠の割合は自然妊娠より少し増えること。


そして、やっぱり年齢が上がるにつれリスクは高まり妊娠率は下がる。


現在37歳の私は結構崖っぷちに立っていることを思い知らされる。



ふむふむと資料を読み込み真剣に医師、看護師、培養士の話を聞く私。


その隣で夫は今にも落ちてきそうな瞼を必死にこじあけ、あくびをする。


おい!!!


もし対面でのセミナーならかなり失礼な態度だ。


家でソファーに座ってタブレット見るほうが移動がないぶんラクに感じたが、多くの人が集まる対面でのセミナーのほうが夫には合っているのかもしれない。