10月2日に孵化した皇帝ペンギン〔エンペラーペンギン〕の雛に逢いに行く為、一泊二日で白浜へと参りました。



南紀白浜アドベンチャーワールドが初日が休演日の為に二日目に訪ねる事にしました。

 

 

 


 

りんくうタウン経由で南海からJRに乗り換え、『くろしお1号』に日根野から乗車。

運用に就くのは、かつては列車名としても呼ばれていた『オーシャンアロー』の283系です。

 

 

 

海南の工業地帯が見えてきたら、いよいよ本格的に紀勢本線に入ったという実感がします。

 

 

蛙さんの下を潜って行きます。

 

 

283系連結部にて隣の車輛との傾きのズレ。

 

振り子式車輛である事がよく分かります。

 

車窓には太平洋。

 

白浜に到着。

「薄手の上着も要らん」

ホームに降りた瞬間思いました。

流石南紀白浜、十月後半でも温暖です。

 

駅では潮の香も波の音も聞こえません。

初めて白浜駅に着いた時、意外と内陸に立地していると思いました。

 

 

 

二日間白浜滞在の為、明光バス発行『白浜とくとくフリー乗車券〔2日券〕』を使う事にしました。

 

 

南紀白浜アドベンチャーワールドが初日が休演日の為に二日目に訪ねる事にし、この日は『とれとれ市場』に直行です。

 

鮮度抜群!

全て美味しく頂きました。

 

 

 

その後は古来から温泉の湧く湯崎地区へ。

 

 

展望台のような物も見えます。

 

 

外湯『崎の湯』にて一汗流しませう。

 

海岸に直面した温泉で、時々波が湯船に飛び込んで来るのが絶景露天風呂の証です。

 

 

 

 

先ほど見えていた展望台『白浜海中展望塔』へも足を運びました。

 

 

海中が主でありますが、海上からの眺めも勿論良いです。

 

海中の丸窓から自然体を観察できます。

 

優雅に泳いでいました。

 

 

 

次は三段壁です。

 

 

2時間ドラマの犯人が判明する場面で出てきそうです。

「俺はあいつを許せんかった!」

「これ以上罪を重ねるな!こんな事、亡くなったお前の奥さんは望んでない!」

 

 

 

波打ち際も迫力あります。

この崖の下には洞窟があり、折角なんで洞窟に入ってみる事にしました。

 

 

 

洞窟の穴から外を見て。

 

 

この足場は果たして何の為に?

ロッククライミングかボルダリングでも誰かするつもりであろうか?

 

 

 

 

『潮吹き岩』と呼ばれ、高く波が跳ね上がります。

 

 

 

陽も結構傾いてきた頃、千畳敷も訪ねる事にしました。

 

 

 

この壇上に積み重ねられた地形を生み出した自然の力は偉大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿泊地に近い白良浜に着きました。

そろそろ夕暮時。

白い砂が少しずつ暗くなっていくのも、美しいです。

 

 

この瞬間が思ひ出として刻まれる男女二人組の姿。

 

 

邪魔者は退散致します。

一度チェックインの為に宿へ向かいました。

 


 

チェックイン後、日没した白良浜へ再び。

しかし、この後悲劇が……

海水を触りに行ったら、靴から足へ浸水してしまいました。

 

 

乾かす為に宿の方から大変有難いことに新聞紙を頂きました。

お陰様で乾いた靴を履いて翌朝チェックアウトできました。

 

 

夕食のクエ料理です。

旬を迎えた南紀のクエは絶品でした。

 







 

 

翌日の朝食。

開き・シラス・イノブタベーコン・温泉卵、「白浜らしい」食事で一日の始まりです。

 

 

朝の白良浜。

この日は近畿全域悪天候とされていましたが、太陽が砂浜の白さを引き立てていました。

 

 

今回は波が靴にかからぬように……

 

 

 

 

 

 

 

今回の旅の目玉、いよいよ南紀白浜アドベンチャーワールドです。

 

 

※入場方法・イベント等に関しては公式ホームページにて御確認下さい

         ⇓

 

 

 

今年10月2日に孵化した皇帝ペンギンの雛は何処に?

 

 

雛は親御さんの足元に居ます。

抱卵嚢から尻尾が見えています。

正に、頭隠して尻隠さず。

 

 

御顔を拝見できぬまま時間が経ち……

 

 

 

雛の御食事時間となり、ついに御対面!!!

「可愛い」

と言うよりも

「神々しい」

 

興奮し過ぎてマスクがバクバク揺れました。

 

周囲の来場者からも

「テレビとか以外で初め見た」

等と歓声の声が上がりました。

 

 

生後20日目です。

どんどん大きくなってきてます。

 

その後はスッポリ隠されてしまいました。

野生ならこの時期、外敵・ブリザード等からなんとしてでも雛を守らねばなりません。

それだけ雛が大切にされている証拠です。

これからの成長が楽しみです。

 

 

 

背後には硝子にべったりした2羽の皇帝ペンギン。

羨ましそうに眺めている他の夫婦のように見えます。

 

 

所変わって、キタイワトビペンギン。

名の通りミナミイワトビペンギンより主に北が生息地の為、温暖な場所に生息しています。

海遊館に居るミナミイワトビペンギンと比べて冠羽が明らかに派手です。

前日訪ねた千畳敷の岩を跳び上がって行く姿を想像しました。

 

 

 

折角ここまで来たので、退館する前にパンダも見ときました。

 

 

 

 

 

287系パンダくろしお運用で固定されている『くろしお26号』で帰路に経ちます。

2種3編成存在するパンダくろしお。

 

 

 

※パンダくろしおについては公式ホームページにて御確認下さい

        ⇓

 

 

往路の『くろしお1号』と同時に指定席券を購入も考えましたが、『くろしお28号』のスジにパンダくろしおが入る可能性も前夜までありましたので敢えて購入しませんでした。

その理由としては、時期的に『くろしお28号』の方が太平洋に沈み行く太陽が見やすいからで、同じパンダくろしおでも「Smile アドベンチャートレイン」と「サステナブル Smileトレイン」でペンギンさんの乗車号車異なるからです。

 

「Smile アドベンチャートレイン」は4号車で、一方「サステナブル Smileトレイン」は5号車です。

今回乗車したのは「サステナブル Smileトレイン」の為、5号車の指定席券を購入しました。

 

ケープペンギンとジェンツーペンギンが御乗車されています。

 

白浜当駅始発の為、発車前にじっくり撮影できました。

 

 

白浜→和歌山間いつでも一緒です。

♪Always Togater~

 

親子連れを多く含むレジャー目的の乗車率が高いからか、西陽が車内差し込むもカーテンが閉まっている窓が少なかったように思えます。

 

 

マリーナシティーが見えてきました。

海南まで来れば間もなく和歌山到着です。

 

晩飯時を考慮して、帰路は和歌山市経由の為に日根野まで乗りません。

 

 

和歌山着。

ここからスーツ姿の乗客が一気に増え、「リゾート特急」から「ビジネス特急」となって新大阪に向かって発車しました。