緊急事態宣言解除から半月余り、徐々に外出しやすくなってきました。
外出自粛期間中の食事、所謂『自粛飯』を何品か御紹介……と言いましてもお見せする程立派な物ではございません。
先ずは、そのまま魚焼機で焼いた小型鏡餅です。
鏡開き後、そのまま未開封で保管していました。
真ん中のくびれからも下からも膨らみ、ずんぐりむっくりした面白い焼け方でした。
この後は納豆を絡めて美味しく頂きました。
鰈の塩焼きです。
田尻漁港の朝市で生簀に居たものを調達しました。
同じく生簀に居るものを調達したガシラです。
『ガシラ』は『カサゴ』と呼ばれる地域も多くあります。
煮付けにしました。
味付けは、醤油・味醂・酒・生姜です。
更に、ガシラから出る出汁は絶品です。
「一度に二度おいしい」とは、正にこの事。
饂飩・竹輪・蒟蒻を入れて全て美味しく頂きました。
因みに、竹輪は別寅煮込み用竹輪です。
「よっ、天下一品!」のTVCMでも有名な別寅です。
こちらの海鼠も生簀に居るものから調達しました。
切る時に多少度胸が要りましたが、切り終えた後のポン酢漬けはコリコリして程好い塩加減でいかにも「漁港の味」でした。
田尻漁港朝市では海産物以外でも近場で収穫した農作物も販売されいています。
「兄ちゃん、玉葱安うしとくで!この辺で採れた新玉葱やから美味いで!!」
「兄ちゃん」と声かけられましたが、三十路も残り一年を切りました。
そう言えば、田尻町の公式御当地ゆるキャラ『たじりっち』も玉葱を模した姿しています。
活〆ではありませんが、同じく田尻漁港朝市で調達したホウボウを使ってブイヤベースっぽい物を作りました。
流石、海底に潜っている餌を胸鰭で探す魚。
美味い物のが魚全体に染み付いてるような気がします。
次は肉料理です。
タコさんウインナーを無性に食したくなった為、何年かぶりに作りました。
一緒にガーリック入りスクランブルエッグも作りました。
しっかり焼きバージョンです。
たまにはカレーでも。
ガラムマサラ全投入で発汗作用抜群です。
海遊館の御土産売場で購入したカレー皿に盛ります。
海遊館も嬉しい事に今月から営業再開しました。
丁度ええくらいにやらこうなるまで牛筋を煮込んだカレーです。
業務スーパーで初めて見たウヰスキーを調達しました。
『香薫』という、松戸で製造されているグているグレーンモルトブレンデッドです。
何回か松戸を訪ねた事がありますが、初めて知りました。
緊急事態宣言が解除される頃、南海泉佐野駅構内にある食堂『空』を買い物帰りに訪ねました。
居酒屋兼定食屋さんというような感じです。
改札内・外両方から入る事ができます。
前からお店の存在を知っておりましたが、この時が初来店です。
厨房は乗務員室らしい。
南海の車掌とマイトレイン化した9501の形式銘板が展示されていました。
有料特急用型車輛に付けられていたものでしょうか?
南海の車内用停車駅表もあり、南海好きの方には至れり尽くせりです。
停車駅表をよく見れば和歌山大学前が特急通過時代の物です。
和歌山大学前も近年の特急停車化に伴うダイヤ改正で停車列車本数が一気に増えました。
普通2本/時→特急サザン2本+普通4本/時
昼間ダイヤだけでも相当な急出世駅です。
カウンター席にて料理が来る前に日本酒を嗜んでる間に注文した定食ができました。
泉州水茄子の浅漬けに犬鳴ポークの豚汁、いかにも地産地消の料理を中心としたお店です。
食器が風流で、食欲を引き立ててくれます。
店主の手書きのような御品書きが味わい深いです。
因みに、居酒屋はテーブルよりもカウンター派です。
こちらは最近の物ですが、同じ職場の方から頂いたとうもろこしです。
立派なヒゲ付きで、折角なんで一本丸ごと魚焼き機で焼いて頂きした。
隙間はピーマンとウインナーも。
今回のウインナーは『タコさん』にしておりません。
醤油の焦げ目と実の甘味の交じり合うのが何とも言えぬ美味でした。
どうやら宮崎県産のようで、近所のスーパーで調達したピーマンも偶然にも宮崎産でした。
約一年前の九州旅行を思い出しました。
宮崎の短い乗り換え時間の中で駅弁。
宮崎→志布志間乗車した日南線直通のキハ40単行普通。
宮崎-南宮崎間は日豊本線の一部です。
大隅半島から見える海。
おお、隅に置けませんな~
この先に線路が伸びていたのも今は昔、いかにも「終着駅」の雰囲気が漂っていました。
志の強い幕末武士の多い鹿児島県?
※こちらのポストの集荷時刻は撮影当時のものです
また、九州巡りもしたいです。
旅に出やすくなる日が一日も早く来る事を祈ります。