『みまさかノスタルジー』仕様のキハ40の姿もあり、プラットホームの屋根を支える木製支柱もあり、津山駅には懐かしい日常の風景があります。
前から行きたいと思っていた場所を訪ねます。
50系客車から気動車化改造されて誕生したキハ33の姿が扇状機関庫の一番左に確認できます。
旧国鉄特急色のキハ181も居ます。
130km/hで走る223系新快速・681系サンダーバードの合間のダイヤを縫って〈大阪-姫路〉間を爆走していた『はまかぜ』の姿が、今でも忘れれられません。
旧国鉄急行色のキハ58・キハ28も居ます。
山陰本線<園部-福知山>間電化開業の数年前に乗った『急行丹後』の記憶が蘇ります。
『急行丹後』は、キロ28も連結され、分割・併合もあり、気動車急行全盛期を色濃く残す最期の気動車急行であったように思います。
京都鉄道博物館に入らず、逢いに行きにくくなり、一年程前は残念に思っていましたが、多くの気動車・ディーゼル機関車に囲まれ、ここに来て幸せそうに見えます。
DD51に継ぐ本専用ディーゼル機関車として登場しながら、量産されなかったDE50も居ます。
DE50の力強い走りも見たかったです。
それにしても、転車台を囲んで扇状機関庫に並んでる姿は、円陣を組んでいるようにも見えます。
今にもディーゼルエンジンの唸る音が聞こえてきそうです。
D51さん
「儂はディーゼルやのうて、蒸気機関なんやけど‥‥まぁ、細かい事気にせん。ここ居る皆は仲間やから、円陣組もや。梅小路(京都鉄道博物館)行っても、蒸気機関車多いんで目立たんやろしな。」
すみません‥‥。
旧交通科学博物館からやって来たD51-2号機さん、貴方は1両だけの蒸気機関車でした。
私には呟きが聞こえたような気がします。
ここの魅力は、「昔は当たり前であったもの」に触れる事ができる事でしょう!
※実際は各車輛の前に鎖があり、触る事は禁止されています。
津山駅周辺は『ごんご祭り』前日の為にポスターが貼られ、色々と準備がなされていました。
帰路、佐用での乗り継ぎの待ち時間は約一時間。
智頭急行との接続駅ですので、智頭急行を見ながら待ち時間を過ごせます。
智頭急行の一日乗車券を買い置きしておりますので、近いうちに乗り行こうかと思います。