◆原作の小説は大ベストセラ-となり、その後はTVドラマ化、そして映画化もされた東川篤哉の『謎解きはディナ-のあとで』。ガチガチのミステリ・マニアで未読の方々は「大したことはないんだろ?」と思われているかもしれないが、いやいや、これってミステリとしてもなかなかの力作なんですよ。チェスタトンだのヴァン・ダインだのカ-だのクイ-ン‥‥を散々読んできた自分が言うのだから「ある程度は」間違いない。少なくとも自分はあのシリ-ズを読んでいて「犯人」や「真相」を見抜けたことは一度も無いほどだ。猛反対されるかもしれないが、自分としてはこれに似た世界的に有名な『アシモフ/黒後家蜘蛛の会』シリ-ズ(創元推理文庫)よりも、こちらを上と考えているほど。純粋にミステリとして実にしっかりしている上、このシリ-ズ一番の「売り」である宝生財閥の麗子お嬢様と執事・影山との「やりとり」がとにかく面白い。

さて、このシリ-ズに『新・謎解きは~』という新作が数年前に出ていたことは知っていたが、これまで未購入だった。更にはその後、自分が家庭の事情により、定年よりも遥か前に退職して無職無収入になってしまったため、ミステリ本を以前のように「ひょひょい」と気軽に買えなくなってしまった。よって、このたび図書館で借りてみる事にした。大ベストセラ-になったシリ-ズなので図書館で借りるのはさぞかし大変かと思っていたところ、おや?‥‥意外とあっさり借りられたぞ。更に言うと、いざ借りてみたら「これまで誰も借りてないんじゃないの?」というくらいの空前絶後の美品状態だった。う~む‥‥かつては大人気かつベストセラ-だったこのシリ-ズも、ひょっとして人気にかなり翳りが出ているのか?

 

 

ただ、こうして久々このシリ-ズを読んでみると、シリ-ズ最初の頃に比べて「ちょろっと」魅力は落ちている気はした。ミステリとしての面白さは以前のレベルをキ-プしていると思うのだが、この作品の一番の「売り」である宝生財閥の麗子お嬢様と執事・影山との「やりとり」(そもそもこの作品が大ヒットしたのは、これが要因)が、やはりマンネリ化しちゃってるんですよね。新鮮味がない。よって、新たに「ひと工夫」欲しいところなんですが、それが無いのが難点なのかな?自分としてはそれほどレベルダウンしているとは思えないんですけどね。

 

◆7月13日(土)は地元駅から電車で片道25分くらいの某所に出向いて夜飲食。
 

 
 
 

他にも料理類は色々と注文しましたけど、それらをつまみに中ジョッキ5杯+「グラス白ワイン」3杯の飲酒。

 

◆7月14日(日)は、まずは自宅音楽鑑賞。

 

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その後は地元の「サイゼリヤ」(ただし自宅から片道徒歩50分ほど‥‥と遠い)に出向いての夜飲食。

ここでの飲酒に関しては中ジョッキ4杯+「デカンタ白ワイン」1つ+「グラス白ワイン」2杯。

 

 

 

◆7月15日(月)は自宅から一歩も出ない完全引き籠もりでの音楽鑑賞。

 

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