◆『マ-ティン・エドワ-ズ/処刑台広場の女』(早川文庫)はかなりの傑作であり、今年2024年に読んだミステリの中では現時点で五本の指に入る‥‥と自分は思っている。

 

 

ただ、ちょっと引っ掛かる点もある。自分としては『ルル-/黄色い部屋の秘密』とか『ヴァン・ダイン/グリ-ン家』とか『クイ-ン/Yの悲劇』とか『カ-/三つの棺』‥‥等のような、いかにも古典的ミステリの香り溢れる傑作が好きなのである。しかし『処刑台広場の女』は、そうした古典的ミステリの香り溢れる‥‥‥といった類いの作品ではない。

というわけで、そういう「古典的ミステリの香り溢れる名作」は、現代では無いんだろうか?

とはいえ、その注目のマ-ティン・エドワ-ズの新作が早川文庫から出て平積みになっていたのを、昨日7月3日(水)に某大規模書店で目撃した。

 

 

事前に予想はしていたのだが、続編が出た。「これって、やはりシリ-ズ化されたか‥‥」って感じ。紹介文を見た感じでは、内容的にも面白そうではある。是非とも読んでみたい。

ただ、有職有収入だった当時の自分だと、こういう「ちょっと気にかかった」本は即座に購入していたものだが、現在の無職無収入の自分としてはそうはいかない。ここは「図書館で借りて‥‥」かな?

尤も図書館で予約しても、この手の新刊だと「数ヵ月待ち」になってしまうんですけどね。

 

◆その7月3日(水)は地元近場に電車で出向いての買い物。そして「あの」焼き鳥居酒屋で飲食。

 

 

 

◆その翌日の7月4日(木)は自宅音楽鑑賞。

 

 

 

 

ちょいと帯の部分を拡大しますね。

要は歌手と指揮者に注目して欲しいわけですが。