◆最近はブログにて『眉村卓/まぼろしのペンフレンド』だの『筒井康隆/緑魔の町』といった「大昔に出ていた昔懐かしい子供向けSF作品」を取り上げておりますが、今になって「ああ‥‥あれも眉村卓の作品だったんだ!」と知って驚いたものがあります。

いえね、ふと「そういえば、やはり大昔に読んで印象に残っている子供向けSFに、『ねじれた町』っていうものがあったよな‥‥」と思い出しまして、それをちょいとネットで調べてみたわけですよ。

そしたら、なんとこれも眉村卓の作品だった!‥‥というわけなんですな。

それにしても眉村卓って凄いな~。

一体どれだけ当時の子供たちに影響を与えていたんですかい?

で、この『眉村卓/ねじれた町』ですが、本そのものは自分は確実に持っていません。

買った覚えが全く無い。

ただ、そうだとすると、う~む‥‥当時の自分はどういう経緯でこれを読んだんだろ?

誰か友人が「面白いよ~っ!」と借してくれたのか?

というわけで、本そのものは所有していませんので、その大昔(たぶん小学2年生頃なんじゃなかったかな?)に読んだ時の曖昧な子供の記憶で書かせてもらいます。

なんせ子供時代の曖昧な記憶なので、以下の文章はかなり不正確であることはご了承ください。

中学校入学間近の男子が主人公。

確か都会の方から「ある古い城下町」に引っ越して来まして、そこの中学校に入学するわけです。

ところが引っ越してすぐ、この古い城下町で主人公は数々の不可思議な出来事に遭遇する‥‥と、確かそんな出だしでしたね。

で、最後まで読んでの全体的な印象なんですが、最初のうちはめっちゃくちゃ面白かった⇒中盤は結構退屈した⇒終盤はなんか凄く感動的だった‥‥といった記憶があります(笑)。

まあ、「中盤は退屈した」といっても、そこは自分が小学生だったために「この作品の面白さが理解出来なかった」のかもしれないわけで、今になって「思い出せる箇所」を断片的に思い出すにつけ、「あれって結構『深い』傑作だったよな‥‥」という気はするんですよね。

ネットでの書評を見ても、これって結構高評価作品のようです。

ただ、自分としては、やはり『眉村卓/まぼろしのペンフレンド』とか『筒井康隆/緑魔の町』の方が遥かに面白かったですけど。

 

↓たぶんこれが一番最初のもの。う~ん‥‥いかにも昭和を感じさせるデザインだ。

 

 

↓自分は見た事ないけど、これが後に出た角川文庫版らしい。

 

 

↓更にその後に出た児童書文庫版。

 

 

◆6月11日(火)の自宅音楽鑑賞。

 

↓CD。1938年の歴史的ライブ録音‥‥という、とてつもなく大昔のSP盤をCD化したもの。

 

 

↓CD

 

 

↓数年前に出たシングルレイヤ-SACD。ちなみに初出時の通常CDと、その後に出たSACDハイブリッド盤でも持っている。