◆1つ前の記事で、往年の大傑作TVドラマ『NHK/少年ドラマ・シリ-ズ』に関連し、子供向けSF小説について触れた。自分的には筒井康隆の『緑魔の町』『時をかける少女』、眉村卓の『まぼろしのペンフレンド』が子供向けSF小説のベスト3。特に『緑魔の町』は傑作ですよ~。これらは懐かしさもあって改めて読んでみたいのだが、どれもが1980年代だったら角川文庫で容易に入手出来たもの。しかし今となっては『時をかける少女』以外は、その角川文庫版も絶版。『時をかける少女』はいつでも手に入るし、『筒井康隆/緑魔の町』は持っているからいいとして、『眉村卓/まぼろしのペンフレンド』はどうすればいいんだろ?何しろ『まぼろしのペンフレンド』って、その『NHK/少年ドラマシリ-ズ』ではとてつもなく怖くて面白かったのに、なんと自分は最終回だけを見逃していたため、あの恐ろしいスト-リ-が最後どうなるのかが不明なまま(実はネットで「ネタバレあらすじ」を読んでしまってはいますが)。よって、これこそ何より読みたい本なのである。

さてさて困った‥‥と思っていたところ、その『眉村卓/まぼろしのペンフレンド』って、どうやら数年前に児童書文庫で発売されていたらしい。そこで早速近場にある「大規模書店ではないのだが、児童書の品揃えは結構充実している中規模書店」を覗いてみた。しかし、う~ん‥‥やはり絶版になってしまっているのか棚には見当たらず。ここは気長に「ブックオフ」辺りで中古本を探すしかないかな~‥‥なんて思っていたわけです。

そんな時、ふと気がついた。「何故こんな単純な事に気づかなかったのか?自分って馬鹿じゃないのか?」と呆れ果てました。

これまで自分のブログを定期的に読んでくださっている方であれば、「何故あの手を使わない?」と疑問に思われませんでしたか?

そうです、図書館なんですよ。

要は「読めればいい」わけで、図書館になら『眉村卓/まぼろしのペンフレンド』がある可能性は高い。

そこで地元の中央図書館の在庫を早速ネット検索してみたところ、おお、おお、ちゃんと「在庫あり」となっておりましたよ。

早速「ぽちっ」とクリック。

そして受け取り場所はいつものように「自宅から片道徒歩5分の公民館」を指定。

さあ、これで待望の『眉村卓/まぼろしのペンフレンド』も読めるぞっ。

 

◆6月10日(月)の自宅音楽鑑賞。

 

↓CD。伝説の名演とされている1975年の聖フロリアン・ライブ。

そして話題となったあの「奇蹟の鐘の音」も、このCDにはきちんと収録されています。

 

 

↓CD。1944年のライブ。通称『ウラニアのエロイカ』。LPレコ、及び複数種のリマスタ-盤CDで持っているが、この日はEMIの初CD化盤(1989年発売)を使用した。

 

 

↓CD。すっかり気に入ってしまったので、昨日に続いて二日連続で。