◆数日前にこんな記事を書きました。

 

 

そしたら、その翌日だか翌々日に、なんと高橋一生(=岸辺露伴)と飯豊まりえ(=泉くん)の結婚が発表されたではありませんか!

まあ、一年くらい前から噂にはなっていましたけど、自分があんな記事を書いた直後だったので、もう、びっくりでした(笑)。

 

◆現在読んでる途中の図書館本『ビュッシ/恐るべき太陽』(集英社文庫)ですが、200ペ-ジくらいまで読み進めました。600ペ-ジ弱くらいの本なので、1/3くらい読み進めた感じかな‥‥。信頼できる読書ブログを書いている某ブロ友さんが取り上げていたので、気になって自分も読み出したわけです。ところがですよ、困った事が1つ。この作品では何やら叙述トリックっぽい「仕掛け」が施されているらしいのですね。で、その某ブロ友さんは「読んでいる時から何か違和感を感じていたが、ラストで『なるほど、そういう事だったのか!』と驚いた」的な趣旨の事をブログに書かれているわけですよ。う~むう~む‥‥しかし自分は200ペ-ジの辺りまで読んでも、そもそも何の違和感も感じていないんですよね。自分のこの鈍感ぶりはちょっとマズいんではないかい?‥‥と不安になります。なお、「翻訳ミステリあるある」なんですが、登場人物の「呼称」が所々でころころ変わるため、自分なんかは読んでてパニックに陥ってます(笑)。

 

 

◆ところで叙述トリック、もしくは「叙述トリックっぽい」作品での自分の「見抜けた成績」を書いておくと、

 

★『澤村伊智/予言の島』⇒もう最初の時点で違和感は何度となく感じていたものの、それがどう真相に結びつくのかが全然わからず。

★『歌野晶午/葉桜の季節に君を想うということ』⇒全く気づかず。終盤で腰を抜かすほど驚いた。

★『乾くるみ/イニシエ-ション・ラブ』⇒前半辺りで「ん?」といった違和感があり、自慢じゃないけど中盤辺りの時点で「完全に」見抜けちゃいました。ただ、これは自分が鋭いというよりも、自分と「同世代の」人であれば割と気づきやすいんじゃないかな?ネタバレになっちゃうから詳しくは書けないけど。

★『我孫子武丸/殺戮に至る病』⇒途中で「ん?これってひょっとしたら‥‥」と薄々は気づきましたが、しかし見抜けたのはあくまで「薄々レベル」って程度。

★『綾辻行人/十角館の殺人』⇒何の予備知識もなく読み出したものですから、全然気づきませんよ。自分が『十角館』を読んだのは1987年10月の初出時ですけど、当時はそもそも「叙述トリック」なんて言葉があったのかな?というわけで、例の「あの一行」を見て、もう凍りつきました。ただ、1つ言っておきますけど、「あの一行」の直前、初出の講談社ノベルスと後の講談社文庫版とでは「微妙に」違っています。たぶん後から出た講談社文庫版の方が綾辻行人にしてみたら最終ヴァ-ジョンなんだろうけど、自分としては最初の講談社ノベルス版の方が良いと思っていますが。

★『クリスティ-/アクロイド殺し』⇒初読が「小学3年頃に」読んだ創元推理文庫版なんですよ。年齢的に「あれ」を見抜けるわけがない(笑)。

★『カサック/殺人交叉点』⇒ラストの、「(終盤ではなく)本当にラストの一行」で読者は真相を知ることになる。ラストの一行で世界がひっくり返る。たぶん『綾辻行人/十角館』等が出る以前は、これが叙述トリックでは世界最高だったのではないかな?有名な話だが、日本のどこかの大学のミス研の女子大生がこの作品を読み、このラスト一行のあまりの驚きで「私は興奮で家中を走り回った!」そうだ(随分と大きな家だな‥‥)。そんな有名なエピソ-ドを聞いていたものだから自分も是非読んでみたかったのだが、しかし読んでみようとした1990年代には『カサック/殺人交叉点』(創元推理文庫)は絶版状態。自分は1990年代後半に、ようやく神保町の某古書店でこの創元推理文庫版を見つけて購入。その日のうちにファミレス「ガスト」で飲食しながら一気読みし、「なるほど、こう来ましたか!」と思った。この叙述トリック、確かに当時としては恐ろしく画期的だったと思う。こんな「仕掛け」は当時のミステリには無かったもんな。ただ、更に遥かに進化したミステリが書かれるようになった現代のレベルからしたら、これはもはや「たわいもないレベル」なのかもしれない。更にこの作品にはとんでもない欠点があるんだな‥‥と自分は思う。というのは、この「ラスト一行」までの「お話」が恐ろしく退屈で全然面白くない(笑)。このラスト一行の驚きのために、読者は「あまり面白くもないお話」をじっと耐え忍んで読まなければならないわけですよ。自分がこの作品をあまり声高に推薦しない理由がそれ。う~ん‥‥確かにこのラスト一行のアイディアは凄いんだけどな‥‥。ちなみにその後、その創元推理文庫版も新訳が出た。尤もこれも今では絶版になっちゃってるのかな?

 

◆5月21日(火)は当初は自宅に引き籠って音楽鑑賞をするつもりだったんですが、諸々の事情により計画を変更。地元駅から電車で片道10分の繁華街に出向きまして、あれこれ買い物、そして飲食。飲食では別の店を想定していたのですが、そちらの店だとちょいとお値段お高めになってしまうので、節約も兼ねてお値段お安めのこちらの店を使いました。味噌ラ-メン+中ジョッキ2杯。

 

 

◆5月22日(水)は自宅音楽鑑賞。

 

↓CD。この中から第9番+第10番を。

 

 

↓SACD。この中から第5番+第6番を。

 

 

↓SACD。この中から第9番を。

 

 

↓CD。2枚組CDの2枚目を。