◆数年前に文庫版で買っておきながら、そしてたぶん読み上げたと思うのだが、内容が全然記憶に無い『首藤瓜於/大幽霊烏賊』(講談社)。改めて読んでみようと図書館から借りたハ-ドカバ-の初出本で、昨夜164ペ-ジまで読み進めた。

 

 

新人医師として病院に勤務し始めた主人公の周囲で何やら奇妙な出来事が起こる‥‥という展開なのだが、しかし事件らしい事件は未だ起こらない。580ペ-ジほどの本で、164ペ-ジまで読み進めてもまだ事件らしい事件が起こらない‥‥というのはいかがなものか?ちょっとテンポが遅過ぎないか?この主人公の友人という設定の名探偵は既に登場しているのだが、この名探偵も全然「機能」しておらず、主人公の「今日は病院でこんな奇妙な事があったんだよ」といった話を、ただ単に聞いているだけ。御手洗潔や京極堂みたいに「主人公の語り手を煙に巻くような面白い台詞を言う」わけでもない。勿論もうちょっと読み進めていけば恐らくは何かしら事件も起こり、たぶん名探偵の活躍もあるんだろうけど、それにしてもちょっとテンポが遅過ぎませんかい?‥‥と文句を言いたくなる。ミステリとしての設定は決して悪くはないと思うんだけど‥‥。その「数年前に文庫版で買って、たぶん読んでいるとは思うのだけど、内容が全然記憶に無いんだよな‥‥」という事情が、何となくわかる気がしてきた。とにかく話のペ-スが遅過ぎる。もうちょっとリズム良く、そして「読んでて止められないっ!」というような展開になって欲しいところ。

 

◆昨日13日(月)は終日雨だったため、近所のス-パ-に買い物に行くのも面倒になり、夕食はストックしていたレトルトカレ-だけで済ませてしまった。しかしその翌日の本日14日(火)は昼頃からは天気も良くなったため、夕方には「片道徒歩20分弱の近所のス-パ-」へ出向いて買い物。このス-パ-の中にはきちんとした魚屋さんが入っており、そこの刺身はなかなかイケます。というわけで、自分が大好きな「生かつお刺身造り」を2パック買い、これを本日の夕食に使う。なお、ここで「生かつお刺身造り」を2パック買って‥‥という形は、実は自分が普段頻繁に採っているもの。自分は「かつお刺身」が大好きなんですよ。特に酒のつまみとしては最強。だからこれが週5ペ-スでもいいくらいだ。

 

◆5月14日(火)の自宅音楽鑑賞。

 

↓LPレコ。ちなみにこれは11日(土)に中古で購入したもの。

 

 

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