◆信用出来る読書ブログを書いているブロ友さんが、御自身のブログで取り上げていた本があり、それが凄く面白そうで気になった。(家庭の事情で)無職無収入になってまもなく4年目となる自分としては極力出費を抑えたいところなので、「地元の図書館で何とかならんかな?」とネットで検索してみたところ、おおっ!図書館にきちんと在庫はあり、しかも現時点では誰も借りていないではないですか!というわけで、即座にPCから「ぽちっ‥‥」とクリックして予約。これまでも何度か書いていますけど、「自宅から片道徒歩45分ちょいかかる中央図書館」まで出向かなくても、「自宅から片道徒歩5分の公民館」で受け取れる‥‥という大変ありがたいシステム。ただ、このシステムを使うと、配送されるまでちょっと日数がかかるのが難点なんですよね。届くのは、たぶん14日(火)か15日(水)あたりかな‥‥。とはいえ、タダで読める上にタダで近所まで配送してもらえるんですから、これはもう文句は言えません。ひたすらひたすらありがたいシステムです。

 

◆もし、これまで図書館とかを利用していない方がいらっしゃったとしたら、それは実に勿体ないですよ‥‥と申し上げたい。電車でわざわざ出向かなければ図書館が無い‥‥という場合はちょっと別ですが、もし自宅から「徒歩圏内で」行けるのでしたら、これは絶対に使った方がいいと思います。いや、本当に!先にも書きましたが、タダで2週間借りられます。やはり、この「タダで」という点が何よりも大きい(笑)。もし他に予約している人がいなかった場合は、(大抵の図書館では)更に2週間の延長も可能です。そして地元の図書館の棚を眺めて「探している本」が見当たらなかったとしても、諦めてはいけません。図書館では「閉架図書」、つまり書庫に収められているケ-スが多いんです。それを探したり借りたりしたければ、今ではどこの図書館にも検索機能がありますから、図書館備え付けの自由に使えるPC、或いは自分のスマホから検索出来ちゃいます。また、それぞれの市や区には、近所の図書館以外にも「中央図書館」という「市の威信を賭けた」大規模な図書館が大抵はあるはずで、そこに在庫があれば、リクエストすればそこから取り寄せてくれたりもします。いずれにしても市とか区の図書館を利用しないのは絶対に損だと思うんですよね。「これまで使ったことがないから‥‥」と恐れる必要は全くありません。大半の図書館では実に丁寧に対応してくれるはずですし、こちらは住民税を納めているのですから(それが図書館スタッフの給料になっているわけですよね?)図々しく活用しましょう(笑)。自分なんかも使い始めの頃は「あれ?これって、どうやるんだ?」と、あれこれ戸惑う事がかなり多かったですけど、今ではすっかりヘビ-ユ-ザ-なので、完全に使いこなせていると自負しています。使いこなせるようになれば図書館って本当に便利な施設であり、かなりあれこれ図々しく活用してます(笑)。何か不明な点があれば、スタッフにどんどん尋ねる事です。遠慮する事なんて全くありません!以前、ある方のブログを拝見しておりましたら「地元の図書館の対応が酷かった」的な事が書かれていましたけど、それは恐らく例外中の例外だと思います。また、自分なんかも仕事の都合により、20年間ほど図書館を全く使わなかった時期があったんですね。その間は(有職有収入だったので)いちいちお金を出して本を購入していたわけです。で、数年ぶりに図書館に出向いたところ、それまでの数年間で自分が買った本が、なんと図書館の棚でずらずらと見つかりまして、「なんだ‥‥わざわざお金を出して買うくらいなら、ここで借りてしまえばタダだったじゃんか‥‥」と凄く後悔したほどです。もし自分が購入した本が図書館で5冊も見つかれば、それを図書館で借りていれば最低でも5千円~1万円は浮いたことになるんです。10冊ならばその倍です。これって大きくないですか?ただしその時点でベストセラ-になっている本の場合、予約を入れてもかなり待つ羽目になりますので、それはちょっと諦めるしかないとも思います。例えば現在大評判の『雨穴/変な家/2』あたりは間違いなく「貸し出し中」になっていると思います。そして、もし予約を入れたとしても「2~3年待ち」くらいになってしまうんじゃないかな‥‥(笑)。それだけが難点です。しかし、まあ、取り敢えず図書館に出向き、あれこれ経験してみましょう!くどいですが、どうせタダなんです。本を借りてもタダですし、入場料とかを取られることもありません。不明な点があればどんどんスタッフに尋ねましょう。慣れてしまえば「こんなにも便利な施設があったのか!」と、それまで使わなかったことを絶対に絶対に後悔すると思いますよ。なお、図書館での貸し出しを初めて利用する場合ですが、まずは利用カ-ドを作る必要があります。そして利用カ-ドを作る際には「身分を証明するもの」が必要になります。よって、もし初めて本を借りるのであれば、運転免許証かパスポ-トか保険証かマイナンバ-・カ-ドを持参してください。学生さんならば学生証で大丈夫です。ちょっと曖昧な記憶で申し訳ないのですが、確か自分は保険証持参で利用カ-ドが作れたと記憶しています。

 

◆1つ前のブログでも書きましたけど、数日前に図書館で借りた本がこれ。

 

 

これって実は数年前に購入した記憶があるんですよ。その時は講談社文庫版で上下2巻本になっていたと思います。ただ、どういうわけか、内容とかを全く覚えていないんですよね。ひょっとして「購入はしたけど未読」ってパタ-ンか?というわけで、自宅の本の「山脈」の中から探し出すのも大変なので、図書館で借りちゃいました。かなり分厚いし、パラパラしてみた感じでは、字は細かいわ、ペ-ジにびっしり活字が詰まっているわ‥‥で、なんか内容的にも難解そう‥‥。570ペ-ジちょいありますんで、これを2週間の貸出期間内に読み上げるためには「一日50ペ-ジほどのペ-スで」読まなきゃならない。取り敢えず10日(金)に頑張って50ペ-ジほど読んでみました。う~ん‥‥数日前に読んだ『雨穴/変な家/2』のような「恐ろしく読み易くて面白い」といった類いのものではない気がする‥‥。『雨穴/変な家/2』の場合、その面白さと読み易さで、読み出したら止められないほどの魅力があったんだけどな‥‥。これはちょっと違う気がする。しかし、まあ、頑張って読むしかないですね。

 

◆5月10日(金)の自宅音楽鑑賞。

 

↓CD。良く言えば「余計なものを付け加えず、曲の本質だけを徹底的に追求した演奏」。悪く言えば「色気も何もない、ドライな演奏」。

 

 

↓CD。フルトヴェングラ-のブラ-ムス第3では1949年EMI盤の方が好きなんですが、こちらの1954年DG盤はそれとは別の枯れた味わいがあって、これはこれで別の魅力があります。ちなみにフルトヴェングラ-は1954年に亡くなられているので、これは亡くなられた年のライブ録音。

 

 

↓CD。この曲のCDではムラヴィンスキ-の新旧両盤、特に旧盤が一番好きなんですが、今日はこれを使いました。

 

 

↓CD。この曲の絶対王者的な名盤とされていますが、演奏そのものはさておき、これって「音質的に」どうも自分は好きになれない。