◆1つ前のブログ記事にて「ディクスン・カ-(=カ-タ-・ディクスン)やアイリッシュ(=ウ-ルリッチ)の復刊」についてあれこれ書きました。

1つ誤解されないように付け加えておくと、自分はどれも「昔出たもの」で所有しているので、自分としては復刊されなくても特に困りません。

痛くも痒くもありません。

ところが絶版状態のままになっていると、自分がこのブログで取り上げた記事を見て「じゃ、読んでみようかな‥‥」と思った方が仮にいたとしても(まあ、あまりいらっしゃらないでしょうが)、その方はその本を読めないという事になりますよね。

せっかく「読んでみようかな‥‥」と思ってもらえたのに、現実には読めない。

それが嫌なんですよ。

だから少なくとも「絶版本」「入手困難本」をブログ記事の中で薦める‥‥ということ自体、自分はあまりやりたくない。

だから創元推理文庫や早川文庫には「さっさと復刊してくれいっ!」と叫んでいるわけです。

ちなみに1つ前の記事にもう一点付け加えておきます。

1980年前後の早川は、早川ポケミスで過去に出していたカ-作品をあれこれ文庫化しました。

そのおかげで自分なんかは1979年(=高1)に『三つの棺』、そして1981年(=高3)に『火刑法廷』や『ユダの窓』といった傑作群を読むことが出来た。

更にはその後『赤い鎧戸の影に』や『魔女が笑う夜』(注・早川ポケミスでは『笑う後家』)などという変てこりんな珍作まで読めた。

『ユダの窓』なんて今でこそ創元推理文庫からも出てますけど、当時は早川でしか読めなかったのです。

ところで早川、この早川ポケミス⇒早川文庫化の際、新訳とかにしていたんだろか?

その辺、自分は詳しくないんですが、当時早川文庫で改めて出たものの大半は、翻訳に特に問題ないと思っています。

ただ、当時早川文庫から出ていたものの中で、1つだけ「いくら何でもこの翻訳は酷すぎるだろう!」というものが、自分にはあるんですな。

え~とですね‥‥「誤訳が多い」とか「読みづらい訳」という類いの酷さではないんです。

「この訳者って、他のカ-作品というものを全く読んだことがない人なのでは?」といった類いの拙さなんです。

例えばこの作品では、探偵役は確かフェル博士だったと思いましたが、フェル博士の台詞の訳が無茶苦茶。

「フェル博士って、こういう言い方、絶対しないよね?」的な、ニュアンス全く取り違えの台詞の翻訳のオン・パレ-ドなんだな。

こういう批判めいたことはあまり書きたくないのですが、それは『死者のノック』(早川文庫)という作品です。

これはさすがに「そのまま復刊」はマズいと思う。

もし復刊するのであれば新訳にしないとね。

 

◆4月27日(土)の自宅音楽鑑賞。

 

↓CD。あまりに「定番」なんで、わざわざ載せるのが恥ずかしくなる。自分が初めて買ったのは1977年(=中学2年)の5月初めであり、ちょうどGW中。新品LPレコでの購入だったわけですが、実はこれが初めて買ったLPレコだったんですよね。

 

 

↓CD

 

 

↓CD

 

 

↓CD

 

 

↓CD

 

 

↓CD

 

 

↓CD

 

 

◆4月28日(日)は夕方まで自宅に引き籠り。

そして夜から自宅近くの和食ファミレス「夢庵」に出向き、のんびり飲食飲酒。

ささやかにGW気分を味わいました。

 

 

◆4月29日(月)は、やはりささやかにGW気分を味わおうと、都内へお出かけ。

しかし付き合いの長いブロ友さん達は御存知でしょうが、ここ数ヵ月は自分が都内へお出かけという場合、それは中古レコ屋巡りと同義なのですな。

自分が出没する中古レコ屋といえばお茶の水と神保町がメインであり、時にはそこに秋葉原が加わり、更には(回数的にはがたっ‥‥と減りますけど)新宿が加わる時もある。

で、お得な「都営地下鉄ワンデ-パス」というものがあります。

要は都営地下鉄一日乗り放題乗車券なんですが、これを使うと自分の地元駅からお茶の水&神保町、秋葉原(岩本町)、更には新宿までもが、全てカバ-出来てしまうわけなんですよ。

更には通常だとこのワンデ-パスって700円なんですが、GWみたいな特殊な期間だと500円なんです。

500円で都営地下鉄乗り放題で、自分が目指す場所全てに行けるとなれば、これは絶対使うべきでしょう。

とにかく激安でお得!

ちなみに昨年のGWも、このワンデ-パスを使って、都内の中古レコ屋巡りをしたんですよね。

懐かしいな~。

というわけで、4月29日(月)はこのお得なワンデ-パスを使ってのお出かけ。

ただしGW中の新宿なんて地獄的な混雑になっているでしょうから、新宿はスル-。

お茶の水&神保町の中古レコ屋をメインに、そこに秋葉原の店を付け加える形を採りました。

ただし、いつも失敗する事なんですが、そうした中古レコ屋に行きますと、本来の目的たる中古LPレコそっちのけで、ついつい中古CDを優先購入してしまい、当初の予算の大半が中古CDに流れてしまう事になります。

この日もそうでした。

先に中古CDをどかどかと買ってしまったため、その後の中古LPレコ購入に回すべき資金が‥‥。

よって、中古レコ屋巡りの合間の飲食も、節約を兼ねてこうして安く抑える羽目に‥‥。

ううう‥‥‥。

ただ、後から思うに、この瓶ビ-ル1本を注文しなければ、もう1枚くらい中古LPレコが買えたんだよな‥‥。

 

 

ただ、この4月29日(月)は、中古LPレコに関してはあまりめぼしいものも見つからなかったですね。

最近のここ数回の中古レコ屋巡りでは、結構(自分としての)掘り出し物があれこれ見つかって充実した買い物が出来ていたんですが、この日は「おお~っ!」というような中古LPレコは殆ど見つからず。

ちなみに自分は余程のものでない限り「お値段4桁の中古LPレコ」には手を出しません。

手を出すのは、基本「お値段3桁」のものです。

そうした中で「おお~っ!」クラスのものを見つけるのは難しいんですけどね。

取り敢えず、以下、この日の戦利品中古LPレコ。

↓500円。アンセルメの様々な中古LPレコは以前から結構探しているもの。ただしDECCAのオリジナル盤だの初期盤だとぶっ飛んだ価格が付いているため、自分としてはキングから昔「ロンドン」レ-ベルで出ていた国内盤で充分。

 

 

↓600円。PHILIPS輸入盤。ただし左上のロゴからわかる通り、これは海外でPHILIPSの廉価盤として出たものなんでしょうね。

 

 

 

↓600円。原盤はRCAだったか?それがビクタ-国内盤として出たもの。先のラヴェルもそうですが、モントゥ-も中古LPレコであれこれ探している。ただ、モントゥ-翁の濃い顔がアップのジャケットだと、ちょっと引いてしまいますな(笑)。

 

 

 

それにしても1990年代の頃だと、アンセルメだのモントゥ-辺りの中古LPレコは、オリジナル盤とか初期盤でなければ簡単に、しかも安値で見つかったもんですが、最近は滅多に見掛けなくなってしまいました。

集めてる側にしてみたら困ったもんです。

 

◆4月30日(火)は自宅で音楽鑑賞。

 

↓CD

 

 

↓CD

 

 

↓CD

 

 

↓CD