◆最近は読書スランプと並んで、どうも「ブログ書きスランプ」にもなってしまったようで、ブログ更新はおろか、コメ返までもが遅れてしまっている次第。コメントをくださった皆様、ありがとうございます。コメ返に関してはしばらくお待ちください。

 

◆2022年にある方の中古LPレコ蒐集のブログを読み、その影響を受けて自分も昨年2023年あたりから新たな趣味として中古LPレコ蒐集にハマってしまっている。ただ、その方を始めとし、『アメブロ』で中古LPレコ蒐集のブログを書いておられる方々は、みんな洋楽ロック系とか邦楽ポピュラ-系とかジャズ系なんですな。自分は専らクラシック中古LPレコ蒐集なのですが、『アメブロ』であれこれチェックしてみても「同好の方」のブログが見当たらないのが残念。勿論「昔買ったクラシックLPレコ」をブログに取り上げている方は多々いらっしゃるのですが、しかし「現時点でリアルタイムで」クラシック系の中古LPレコを「中古屋さんで探し回っている」というようなブログが見当たらないんですよね‥‥。これがちょっと寂しい。あれば是非とも参考にさせていただきたいところなんですが。

 

◆さて、例の短編集『フィルポッツ/孔雀屋敷』(創元推理文庫)。1月21日(日)に地元のファミレス「バ-ミヤン」でビ-ルを飲みながら、収録短編の『鉄のパイナップル』を読み上げた。これにてここに収録されている6つの短編のうち、ようやく4つを読み終えた事になったわけです。う~ん‥‥随分と遅いペ-ス。そろそろ図書館の返却期限だぞ。果たして読み終えられるのか?

 

 

で、以前から薄々感じていたのですが、なるほど‥‥たぶんフィルポッツって「本格」ミステリを書こうとは思っていないんですね。要はフィルポッツって、犯罪小説&その犯人の心理‥‥みたいなものを描きたいんだと感じました。はいはい、わかりました。その見方からすると、あの『赤毛のレドメイン』も名作とされる理由が納得出来るし、この『鉄のパイナップル』もそうした読み方をすれば「それなりには」秀作なのかもしれない。とはいえ、う~ん‥‥『島田荘司/占星術』や『綾辻/十角館』といったミステリを読んだ我々が、『フィルポッツ/赤毛のレドメイン』を今更読んだところで、果たして「おおおお~っ」となるんだろか?犯罪小説としてのレベルは高いのかもしれないけど、なんか自分が求めているものとは相当違う気がする。これならこれを翻案した『乱歩/緑衣の鬼』の方が、まだ面白いんではないかい?

 

《追記》無事に全て読み終え、図書館の返却期限にも間に合いました。

 

◆1月21日(日)の自宅音楽鑑賞。

 

↓LPレコ。1990年代に中古で購入してあったもの。オフチニコフでは1990年に何気に購入したチャイコフスキ-第6のCDがぶっ飛び級の超名演だった。しかしオフチニコフのCDってその1枚しか出ていなかったため、その数年後に中古レコ屋で見つけたこのLPレコの第4を迷わず購入した感じ。購入当時はレコ-ドプレ-ヤ-が無くて聴けなかったのだが、昨年11月にプレ-ヤ-を買ったため、30年の時を経てようやく聴けた。しかしこの第4は平凡な出来のように思えた。

 

 

↓CD。これは本当に愛聴盤です。特に第3番の、中でも第1楽章と第3楽章が素晴らしい。

特に凄いのは第3楽章ですけど。第3楽章中盤からの低弦の刻み!

 

 

◆1月22日(月)~24日(水)はお出掛けしていたため、自宅での音楽鑑賞は無し。

ちなみに23日(火)は中古LPレコ漁りに都内へ出向きましたが、この日は収穫ゼロ。

取り敢えず秋葉原の某大手家電屋のオ-ディオ・コ-ナ-にも立ち寄る。特に「ラックス」のコ-ナ-を中心に。

自分が現在使っているアンプはラックスのプリメインのL-509Zなんですが、やはりトップ・モデルたるセパレ-ト・アンプのC-10X+M-10Xがどうしても気になる。

 

 

 

 

 

 

↓一番下の2つが、そのC-10X+M-10Xです。

そしてその1つ上にあるのが現在自分が使っているプリメイン・アンプのL-509Z。

 

 

↓一番上にあるモデルは「自分が以前使っていたアンプL-570」の復刻版たるL-595。

確かこのL-595は国内300台限定生産であり、その300台は「完売」と聞いていたのだが、まだ在庫があるんですかね?

ちなみにその1つ下にあるのがSA-CDプレ-ヤ-のD-10Xで、更にその1つ下がD-07X。

 

 

そしてその後はこれだけ食べて帰りました。中古レコ屋巡りの日って、なんか飲食費を抑えたくなってしまうんですよね。

 

 

◆そして24日(水)は、中古ではなく新品のSACDやCDを買いに某CDショップへ。

14点購入。

ついでに例の焼き鳥居酒屋「鳥貴族」で飲食飲酒。

 

 

 

 

普段だと「砂ずり(=砂肝)」+「もも貴族焼き/たれ」+「きも(=レバ-)」という三点セットか、そのうちのどれかを「牛串焼き」に替えるのですが、この日は何故か無性に「チ-ズつくね」が食べたかった。

飲酒に関しては「メガ金麦」3杯。

 

◆随分昔の事だが、ある漫画で読んだシ-ン。(国産)松茸料理の専門店に主人公とその飲み友が出向く。主人公達が「オヤジさん、この松茸って、どこの山で採ってくるの?」と尋ねると、気難しそうな店のオヤジさんは「駄目だっ。松茸を採る場所は親兄弟にも教えられないっ」と。また、ある雑誌に村上春樹氏のインタビュー記事が掲載されていた。村上春樹氏といえばレコ-ド・コレクタ-としても有名だが、「村上さんは普段どんな店で中古レコを買っているのですか?」という質問に対し、「それはちょっと勘弁してください」と回答。恐らく村上春樹氏には「掘り出し物ざくざく」の秘密の行きつけの店みたいなものがあるのだろう。というわけで中古LPの蒐集家たるもの、「狩り場」は簡単に教えてはならないようだ。まあ、自分なんかの場合、「掘り出し物ざくざく」なんて中古レコ屋ではなく、誰もが知っているような大手チェ-ン系の店にしか行かないので、特に隠すほどでもないんですけどね。ただ、自分の探求盤に関しては取り敢えず伏せておきたい気はする。自分が探している探求LPレコって特に大それたものではないんです。多くのものは1990年代だったら大手のチェ-ン系中古レコ屋「D」で300円均一コ-ナ-に置かれていたようなものばかり。そんな程度のものなので、なんかここで取り上げるのが恥ずかしい(笑)。ところが現在ではこれがさっぱり見当たらないんだな。ううむ‥‥あの当時に買っておけばよかった。ちなみに幾つか挙げてみますと、

(1)某指揮者のブラ-ムス交響曲第1番。ただしオリジナル盤とか初期盤ではなく、1970年代後半にキングから出ていたMX盤かMZ盤で自分は欲しいのです。ちなみにこれって1990年代に「キング/ス-パ-・アナログ」でもLPレコ復刻されましたけど、前述の通り自分はこのMX盤かMZ盤で欲しい。1990年代には中古屋で簡単に、それも低価格で見つかったんだがな。

(2)某指揮者のマ-ラ-交響曲第3番。確かユニコ-ン原盤だったと思う。

(3)別の某指揮者の同じくマ-ラ-交響曲第3番。DECCA原盤で、後に「キング/ス-パ-・アナログ」でもLPレコ復刻された。ただし自分が欲しいのは、昔「キング」から出ていたごくごく普通の廉価盤。DECCA海外盤だとこの指揮者が「熱演!」って感じで指揮しているジャケット写真なのだが、キング廉価盤と「キング/ス-パ-・アナログ」だと、オ-ストリア辺りの自然の風景。このジャケットが素晴らしく、自分はこれで欲しい。ただし「キング/ス-パ-・アナログ」は中古価格が高く付くので、キング廉価盤で欲しい。ちなみに「キング/ス-パ-・アナログ」盤は昨年の夏に神保町の某中古レコ屋で見つけたが、かなりの高値が付いていた。また、本命のキング廉価盤はやはり昨年「御徒町/ブックオフ」で見つけたが、ジャケットの汚れが恐ろしく凄くて買う気になれず。

(4)1980年頃にPHILIPSから「伝説の名演!」なんてキャッチコピ-で出た、某指揮者のチャイコフスキ-第5、ベ-ト-ベン第3、ベ-ト-ベン第7。

(5)某指揮者の『バッハ/マタイ受難曲』。PHILIPSから出ていた「観客のすすり泣き」で有名な1939年のライブ。CDでは同一音源を数種で所有しているが、これなんかは是非ともLPレコで持っておきたい。ただし、これは高値が付いてしまうと思う。

(6)某指揮者のブラ-ムス第1、第3、チャイコフスキ-第5。曖昧な記憶だが、確かオケがBPOで、1990年代前半にはEMIからCD化されていた。ただしこれらのLPレコは1990年代でも今でも中古レコ屋で見掛けたことがない。

(7)某指揮者のマ-ラ-第4。この某指揮者は1980年代にVPOでマ-ラ-交響曲全集を完成させたが、実は若い頃に別のオケで第4を録音している。それが欲しい。昨年某所の「D」にて見掛けたことあり。あのとき買っておけば良かった?

(8)某指揮者のベ-ト-ベン交響曲全集。EMIから出たSP復刻の組み物だが、神保町と新宿の両「D」にて、美品と思われるのに1500円という驚異的安値で売られていた。ちなみに神保町の別の某店では同じものに6000円だか8000円の値を付けていたのを見掛けた。1500円で売られていた神保町「D」では「これって(組み物で)重いから、次に来た時に買おうかな‥‥」なんて思っていたら、次に行った時には売れてしまっていた。ただ、曖昧な記憶だが、これって確か同一音源が「アルティスコ」盤でも出ていなかったか?もしそうなら、自分としてはこれって本家のEMI盤よりも「アルティスコ」盤で買いたい気がする。ただ、この「アルティスコ盤」は1970年代後半に新品では見掛けていたものの、その後これまで中古屋で見掛けたことがない。

(9)某指揮者の『ペルゴレ-ジ/スタ-バト・マ-テル』。PHILIPS録音。ひと昔前の録音だが、1990年頃にCD化されていたのを見掛けたので、昔はLPレコも存在していたと思われる。ただ、これって過去に中古レコ屋で見掛けた事はない。入手困難盤なのかな?ちなみに前述のCD化されたものも未所有である。

(10)往年の某大指揮者がイギリスのオケを使って録音したベ-ト-ベン交響曲第1+第4+第6+第7。EMIのパテ・リファレンスの輸入盤。3枚組くらいだったか?昨年の春先に「御茶ノ水/D」にて1000円台で出ていた。(中身は見ていないが)ジャケットに関してはかなりの美品だったが、次に行った時には売れてしまっていた。う~ん‥‥さほど高値ではなかったのだから、やはり見つけた時に買っておけば良かった。中古LPレコ蒐集に於いては「見つけた時に買う」というのが鉄則ですね。

(11)某指揮者のシベリウス交響曲第3番以下。DECCA音源。この某指揮者のシベリウスは、第1と第2は昔キング国内廉価盤で出ていた。ところが第3以下が当時は国内盤では出ず。昨年これらを神保町の某店で海外盤の廉価盤LPレコで見つけた。買っていないけど、もう売れてしまったかな?

 

ところで(10)で挙げた某大指揮者なんですけどね、シベリウス第2を録音しており、これはRCAからLPでも、更にはその後にCDでも出た(LP&CD、共に既所有)。ところが別の英国オケでEMIにも録音していたようで、自分は1990年にそのEMIからCD化された輸入盤CDで購入。前述のRCA盤の存在は知っていたけど、このEMI盤は全く未知のものであり、「こんな録音があったんだ!」とびっくり。で、問題は「このEMI録音って、大昔にはLPレコでも出ていたのか?」という点なんですよ。少なくとも自分はこのEMI録音が新品LPレコで出ていたのを見掛けたことがないし、中古LPレコでも見掛けたことがない。「LPレコでは出なかったけど、CD時代になってから初めてCDで出た秘蔵の音源」といった類いのものなのか、それとも自分が知らなかっただけで大昔からLPレコも存在していたのか?この音盤に関してご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えていただきたいものです。

 

◆1月25日(木)はとにかく風が強く冷たく恐ろしく寒かったため、自宅に完全引き籠もって音楽鑑賞。

 

↓LPレコ。1990年代中頃に新品で購入した海外輸入盤。

 

 

↓同じくLPレコ。1990年代に中古LPレコで購入した国内盤。ただし全く同一のものをCDでも持っている。

 

 

↓SACD。これは最近改めて出たSACDの全集だが、全く同一のものを通常CDでも全曲所有している。これまでこのSACDで第7⇒第8⇒第4⇒第9‥‥と聴き直してきたが、今日は第5。なんか通常CDの方が音質的に違和感なく聞こえるんだけど‥‥。

 

 

↓通常CD。先程も登場しましたが、なんか最近の自宅音楽鑑賞の時には必ずこのCDを聴いている感じ。

まあ、それだけ愛聴盤なのです。

 

 

◆27日(土)は新宿&神保町で中古レコ屋巡り。

あらかじめ予想していた事ですが、土曜の新宿は人出が多く、歩くのが大変でした。

その後は都内某所の「バ-ミヤン」に移動して夜飲食。

なんか麺類が食べたかったので「豚骨ラ-メン」。

そりゃ専門店には劣るだろうけど、値段は安いし、癖のない優しいクリ-ミ-な味わい。

しかし、その辺りが真の「豚骨ファン」には物足りないんだろうな‥‥。

ちなみにここまで「バ-ミヤン」のラ-メンは「醤油」「味噌」「担々麺」、そしてこの「豚骨」と食べてきたので、残っているのは「タンメン」だけとなりました。目指せ、全制覇!

 

 

◆28日(日)の自宅音楽鑑賞。

 

↓LPレコ。

 

 

↓SACD。

 

 

↓CD。相変わらずのこれ。

 

 

★29日(月)はまたまた中古レコ屋巡り。

この日は秋葉原⇒御茶ノ水⇒神保町‥‥と廻る。

中古レコ屋巡りの日って、少しでも中古LPレコにお金を回したいため、どうしても飲食費を節約したくなる。

というわけで、都内某所の「すき家」。

期間限定(でしたっけ?)の「ほろほろチキンカレ-」とやらがかなり好評なので、以前から食べてみたいと思っていたんですよ。

石原さとみ出演のこの商品のCMがまたいい。

このCMを観ているだけで「ほろほろチキンカレ-」とやらが食べたくなる。

ということは、かなり出来がいいCMと言っていいのではないかな?

 

 

 

 

 

 

ただ、ふと気がついたのだが、もしこの「ほろほろチキン」そのものがスパイシ-な味付けになっているのだとしたら、カレ-と併せて自分はかなり汗だくになってしまうと予想される。

何しろ「ジョナサン」の「タンドリ-チキン」で自分は滝のように汗だくになってしまうのだ。

よって、まずは「すき家」の普通のカレ-の辛さレベルを確認し、「ほろほろチキンカレ-」は次回に回した方が安全‥‥と判断。

よって、今日のところは「カレ-/並」1つ=490円を食べた。

これだとお値段も安くて節約にもなる。

ちにみに「すき家」でカレ-を食べるのは初めて。

 

 

結構スパイシ-な味付けであり、やはりこれだけでも食べてて汗だくになった。

「ほろほろチキン」とやらがどういう味付けかは不明だが、そちらもスパイシ-な味付けだとしたら、自分なんかはかなり汗だくになる事が予想される。

避けた方がいいんだろか?