幸福な生き方のヒントになれば… | 上砂川町立上砂川中学校ブログ

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新しく生まれ変わった上砂川中学校ブログです!本校の教育活動や生徒の様子を発信します。お楽しみください!

12月5日(火)
 文章が長くなってしまいました。しかし、文章だけだと自分は読む気が失せてしまいますので、1・3年生の合同体育の写真を所々に貼り付けておきます本題とは全く関係ありませんが、学年の垣根を超えてぶつかり合う試合が白熱していて面白かったので、何枚か撮影したものです。


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 3年生は昨日から、三者懇談が始まっています。生徒の一生に関わるかもしれない重要な内容ですので、認識の相違がないよう慎重に業務を進めたいと考えております。疑問があればすぐにご連絡ください。

 さて、一生に関わる話といえば、生徒はもちろん、全ての人が幸せに生きていけたらなぁと思います。先日、田中賢介さんから聞いた話を紹介したいと書き込んだのは、幸福に生きるためのヒントが感じられ、できるだけ多くの方にお知らせしたいと思ったからです。このお話は11月11日(土)、雨竜町にて開かれた北空知PTA連合会の研究大会で聞いた内容です。ただし、一度に載せると長くなるので、機会を見てまた掲載できればと思います。


 ご存じかもしれませんが、田中賢介さんは、日本ハムファイターズ等で活躍し、引退後は田中学園を創設、小学校を作りました。校長だよりで職員にも紹介しましたが、1年生担任のY先生が出した学級通信の方が良く纏まっているなぁ!と思ったので、そのまま頂戴することにいたしました。なお、当日はファシリテーターの方からの質問に答えるということで進められました。


 また、遅くなりましたが、研究大会に参加された保護者様、お忙しい中、そして悪天候にもかかわらず、ご足労をいただきまして誠にありがとうございました。子ども達の輝く未来のために、今後ともよろしくお願い申し上げます。


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【継続する力の大切さ】~1年1組学級通信より抜粋
「北海道へ恩返し 小学校を創設した元プロ野球選手の挑戦」 田中 賢介 氏

Q.「プロ野球選手になる人は?また、長く活躍したり、成功したりする人に共通する資質・能力は?」
A,「『継続する』ことができる選手です。プロ野球の世界では、毎年ドラフトの候補にあがる選手が1000人ほどいます。実はこの選手たちに野球の能力にあまり大差はありません。その中で、実際にドラフトにかかるのは100人程度。スカウトの人はどこを見ているか?それはその選手の人間性です。目標に向かい、努力を継続できる選手かどうか?自分に足りない所を謙虚に受け止め、工夫をしながら粘り強く野球と向き合える選手かどうかを見ています。大谷選手はゴミが落ちていたら拾う。あれ、本当に拾うんですよ。高校時代の監督の教えをプロになって成功しても続けている。性格は能力を超えるんです。私は、この継続することの大切さを子どもたちに伝えたいです。」

 

※田中賢介氏の話の第1弾はここまでにします。念のため申し上げておきますが、私は全てのプロ野球選手が素晴らしい人格の持ち主であると認識しているわけではありません。最近話題になっている、某球団の投手が行っていたパワハラは決して許されるものではなく、耳を疑うような行為に極めて強い怒りを感じます。事実、彼は今回のことでチームからの処分はもとより、今後、社会的制裁を受けながら生きていかねばなりません。おそらく成功の道から大きく逸れてしまったのではないでしょうか。世界的に多くの人から認められ成功を収めている大谷翔平選手と比較して、どちらが幸せな生き方なのかは言うまでもありません。信頼される行動を積み重ねていくことの大切さを、改めて痛感する出来事でした。