清掃会社に入社してから
3年くらい。
退職した。
理由はまたおいおい。
その時期は心療内科に通っていた。
会社を通してカウンセラーさんにも話を聞いてもらっていた。
初めて薬を呑んだ時、
あんなに涙が止まらなかったのに
落ち着く実感があった。
「これでちゃんと仕事ができるんだ」と思っていた。
でも、そう思ったことは間違いだった。
薬は、私の助けになったことは確かなのだが
私の人生を脅かす代物でもあると気がついたのだ。
脅かすは言い過ぎかもしれない。
でも吞みすぎて身体に良いものでもなくて。
統合失調症になった元カレがそれを証明していて。
目の前で見ていたからこそ、なりたくないと思った。
薬に頼らないと生きていけない自分にはなりたくない。
私はその時既に、
現在の夫と結婚していたので子供ができたらより幸せになれるのでは?
そんな風に考えていた。
だから、薬を処方する医者が信用できなくなって
傍からみればちょっと狂っていた。
カウンセラーさんの話はとてもじゃないけど参考にはならないし。
(狂ってたから聞く耳なかった)
夫以外の人間は誰も信用ならない。敵と見なしていた。
それも、いろいろあったが割愛して、
退職するとスッキリする。
早くも次の就職先を探し、販売のお仕事に就くのであった。