小さな頃から、すでに親の顔色をうかがう様になっていた私



4歳で母親と離れ、祖母と父の3人暮らし



父は口下手で不器用で子どもへの愛情表現が乏しい



めったに怒る事はしなかったから、たまに怒られると恐怖で震えた



そのたびに祖母がかばってくれていた



その怒る理由とは、とにかく何でも自分でしなさい!的な



甘えるな、自立せよ!と言った事だった



勉強や宿題が難しくて辛くなって



勇気を振り絞って父に助けを求めても



「これくらい自分で出来なあかんぞ~」って…



だから助けを求める事しなくなっていった



自分で全部やらなきゃ!やれて当たり前なんだ



そう植え付けられていった



大人になって1人暮らしを経験して、その生き方に拍車がかかる



完全に自立



もう、1人でも生きていける



そんな中、今の旦那と出会い、暮らしてきて



自立という価値観をくつがえされる



旦那の前で泣いた事は何度もあるけど



今だに甘えた事は一度も無い



旦那は、1人暮らしを経験した事も無くて



7人兄弟という大家族で育っていて



自分の事は親や周りがやってくれて当たり前な人



出会った当初は、トイレの電気すら消せなくて



不思議に思って聞いてみると



実家ではトイレの電気は四六時中着いていて当たり前だったと…



私とはまったく別世界で生きてきた人



だから現在の生活は、それはそれはストレスの連続(苦笑)



歯を磨いた後の使ったコップすら自分でゆすげない



じゃなく、ゆすぐ気がない



やってもらえて当たり前だったから



油料理を食べた食器じゃあるまいし



コップくらい自分でゆすいで元に戻してほしい



何度伝えてきた事だろう



今朝も使用済みのコップがシンクで洗い物に紛れていた(T_T)






も~嫌だ



たかがコップ



私が洗えば済む



そーじゃなくて(*`Д´)



お互いの価値観少しずつでもへし折りながら



お互いのストレスを少しでも減らせる様に



ちょっとでも努力してくれないものだろうか



難しい事、何一つ求めていないのに…



結婚は忍耐、妥協というけれど



まさにそれだよ!



私はあなたの母親じゃありません