先週の入園式の記事で、健常児の子達に混ざっての式で～
と書いたら、保育園に入園したんだね～♪と
メッセージをくれた人がいて(^_^；)
一応、情報発信に誤解が無い様にあらためて書き直します
正斗が入園したのは、心身障害児通園施設という名称で
区分は児童発達支援にあたります
一軒家の様な建物でアットホームな空間
そして中庭を挟んで保育園が隣接しています
同じ事業者が運営していて、たくさんの園児が在籍
保育士の先生達は中庭を歩いて両方を行き来します
そして障がい児も、決められた曜日にその保育園の中で
健常児に混ざって活動し、過ごすのです
もちろん担当の先生は終始付きっきり
給食とお昼寝になるとまた施設に戻るという仕組み
天気のいい日にはその中庭で遊んだり、夏はプールなど
うまく考えられた施設だなぁと…
なのでね、健常児の子達から学べる事って
すごくたくさんあるんです
最近は両手をピースサインしながら｢ひー｣と言ったり
えらそうに腕を組んでみたり
親も先生も教えていない様な事をするので
間違いなく保育園のお友達の真似っこです(笑)
知的に遅れがあるし、どうせ何も分からないだろう
健常児に混ざった所で、迷惑かけるだけじゃないのかな？
などと、親の心配は無用でした
ちゃーんと周りを見て、吸収する力が我が子にもあったんだ
子どもの事、一番解っているハズの私が
まだ何にも信じてあげれてなかったんだと気付きました
そして先日の入園式
保育園のホールで行われる式に今年度の入園児がみんな一斉に出席となった訳です
玄関に入り、靴を脱ぎ、保育園の建物内へと進む私達
ドキドキドキドキ
ホールに続く廊下に差しかかった時
わぁお
廊下の両脇に、保育士の先生達がズラーッと整列し
花道を作って下さっていました
この保育園、全園児の人数が２００人を超える為
保育士の数も半端ない
今年の入園児より保育士の数が明らかに多いってゆー
めっちゃくちゃ恥ずかし～
と思いながら早足ですり抜ける私お姉ちゃん大好きな正斗はテンション上げ上げ…
すると花道のあちらこちらから
｢まー君じゃ～ん
｣｢まー君おめでと～
｣｢わぁ～
まー君おはよ～｣｢まー君今日はかっこいーねぇ
｣などと祝福の声が次々と…
私、恥ずかしさから一変
泣きそうになってしまいました小さな一軒家に、こじんまりと過ごす我が子を
いつもいつも想像し、心配していた
まさかこんなにたくさん
正斗の事を知ってくれる人達が他にもいたなんて
感無量でした
あなたの居場所はここだよって、やっと言われた様で
背中に感じる視線がちょっとくすぐったくもあり
ここで、いいんだね
良かったんだね
花道を通りながら、胸いっぱいの幸せな瞬間を
くぐり抜けたのでした
歌舞伎役者になった気分だったょ…
