PDについて書いておこう

その2です

 

薬の服用歴

 

薬の服用開始は

「パーキンソン病の可能性が高い」

と診断された2か月後から

 

    

診断当初は現状維持で良いのであれば「薬の服用は直ぐでなくとも…」との医師のアドバイスもあり、暫く様子見をしておりましたが、PDの可能性が高いと診断され、不安で一刻も早く治療を開始せねばという変な焦りがあり、2ヶ月後に自ら薬の処方を依頼しました




最初はこの淡々とした感じが上矢印

冷たく感じて嫌でしたが

感情移入しないのは医者として正解


最初の処方は

MAO-B阻害薬のFP OD錠、朝・昼1錠づつ

 

    

私の疑問: 覚醒作用のあるFPを何故処方したのか?

 

年齢と症状からマニュアル通りに処方したのだと思われますが、当時、術後の回復の違和感と不安から不眠になり同じ病院の心療内科で睡眠補助剤(ゾルピデムとベムソムラ)を処方してもらい、服用していました。

 

今考えてみると、ベルソムラは脳の覚醒を促進する神経伝達物質の受容体を阻害して睡眠障害を改善する効果があるのに、そこにわざわざ覚醒作用のあるFPを処方したのは何故か❓疑問

 

同じ病院なのでカルテを見れば分かることだし、そして受診時に私が不眠を訴えていたのに、覚醒作用のあるFPを処方したのは何故?

若い医師だったため副作用はどんな薬にもあることだからとマニュアル通りの処方をしたのかもしれません。
自分も勉強不足で反省!

  

FPのみでは特に振戦や身体の強張りが

改善されなかったため

1ヶ月後にドパミン・アゴニストの

ニュープロパッチ4.5mgを追加

 

肌がかぶれやすいことを訴えると

トプシムクリームという

ステロイドが処方される

 

その後ニュープロパッチを9mgに増量

しかし特に効果は感じられず

薬服用開始から3ヶ月後に

自らメネシットの導入を提案

(効果もなく薬価が高い薬に

お金を払い続けることに抵抗があったから)

 

0.5錠を朝昼夕の3回からスタート

FP2錠はそのまま継続

ニュープロパッチは中止

 

メネシットの服用開始により

振戦は改善したが

睡眠障害は続いていた

 

その後2年間、メネシットとFPの処方

 

    

2年間の間にFPにも体が慣れ、睡眠補助剤なしても眠れるようになっていましたが、眠りが浅く、眠ったという満足感がありませんでした。睡眠時間は平均5時間程度、睡眠不足を昼寝(30分~1時間)で補っていました。しかし、5時間程度の睡眠でも何故か疲れない自分の身体が不気味でした

 

(この間、病院を変わり主治医も変わる)

 

今年の5月上旬、受診時に睡眠障害が気になり

FPを別の薬に変更したいと申し出る

 

すると主治医より一旦FPの中止を提案される

 

私:FPを0にして、次はどの薬に?

 

医師:FPを徐々に0にして、そのまま。

追加の薬はなし

今の様子からFPなしでもやれると思う

85歳まで生きるとして、あと20年ちょっと

急いで薬を追加することもないでしょう

 

    

FP2錠を1錠に減らし1週間、その後0にして現在5日目。もともとオンオフなどの感覚もなかったためFPを抜いたことによる劇的な変化は今のところ感じられません。

時間の経過とともに身体の強張りや肩凝りが強くなるような気がしますが、PCやiPadで作業する時間が多かったため、この時間を減らしストレッチなどで対応してみようと思います。

別の薬に変更する場合でも、FPの服用は2週間程中止する必要があるため、無理せず体調が悪化したら別の薬を申し出るつもりです。

 

ここまでFPのデメリットばかり

書いてきましたが

効果がない薬だということではなく

睡眠障害のある「私には」

合わなかったということです

 

FPは他のMAO-B阻害薬に比べて

薬価もお手頃ですし

ドパミンを長持ちさせる効果もあるため

合う人には良い薬だと思います

 

 

PDによるその他の症状

頻尿、睡眠障害、こむら返り

 

下三角頻 尿

PD診断以前から頻尿で

午前中は1時間に1回はトイレへ

しかし夜間頻尿はなかった

 

PDの薬の服用開始後

眠りが浅いこともあり

夜間も就寝中2回程トイレへ行くように


くるくるくるくるくるくるくるくるくるくる


我が家は洗面所の奥にトイレがあり

私は頻繁にトイレに行くため

トイレのドアを開けっぱなしで要を足しますアセアセ


すると、 ヤギ(主人)が突然洗面所のドアを開け



トイレの最中、不意打ちをくらうピリピリ


そしてマッスルモンキー(息子)が

突然洗面所のドアを開け



またトイレの最中、不意打ちをくらうピリピリ

これを何回も繰り返している学ばない家族…タラー

ってか、いい加減トイレのドアを閉めろよ私


下三角睡眠障害

眠りが浅い

「よく眠った」という満足感がない

(具体的には薬の服用歴参照)

 

下三角こむら返り

こむら返りが就寝中頻繁に起こる

特に明け方が多い


主治医にPDとの関係性を聞いてみたが

「うーん、体質もあるからねぇ

僕は初めて足が攣った時死ぬかと思ったよ」

と冗談っぽく流される

 

辛いならと

芍薬甘草湯を処方してもらう

 

 

自分の勝手な憶測

 

    

あくまでも自分の勝手な推測ですが、私の場合はもともとドーパミンが減少していて気づかない程度にゆるやかに病気が進行していたのかもしれません。

そこに手術のショックとストレスが加わり、それがトリガーとなってPDの症状が一気に表面に出たのかもしれません。

だから体調と気持ちが安定した今、進行は比較的緩やかなのかと…

 

以上、自分の憶測も含め

長々と書いてしまいました


最後までお付き合い頂き

ありがとうございました


来週、九州の実家へ行ってきます照れ