今日は、『国際アルビニズム啓発デー』でしたルンルン

 

 

2014年(平成26年)12月の国連総会で制定され、国際デーの一つになっています地球

英語表記は「International Albinism Awareness Day」。

「国際白皮症啓発デー」ともされます。

 

 

アルビニズム(albinism)とは、先天性白皮症(せんてんせいはくひしょう)のことで、皮膚・毛髪・眼において色素であるメラニンの合成が低下または消失する遺伝性の病気です。

全身の皮膚が白色調であり、眼の虹彩は青から灰色調、頭髪は白から茶褐色あるいは銀色を呈(てい)します。

症状が眼にのみ現れる場合もあります目

 

 

白皮症の人は太陽や明るい光に対して弱い性質を持ち、その多くの人が治療不可能な視力障害を伴い、皮膚癌を発症する傾向にあります。

しかし、白皮症の根治的な治療はまだ確立されていません。

定期的な健康診断を受ける、サングラスをかける、日焼け止めを塗る、日焼け止め用の服を着用するなどの対策がありますが、社会的・経済的な理由からこれらを利用できない人も多く存在します。

 

 

また、世界の多くの国や地域で白皮症の人への差別や暴力が報告されています📝

アフリカの一部の国では、白皮症の人の内臓や身体の一部には魔術が宿っているとの迷信があり、それを信じる人により身体の一部が奪われたり、殺害される事態も確認されています。

 

 

この国際デーは、世界中に白皮症を持つ人々がいることを認識し、彼らに対する偏見や差別をなくし、白皮症への理解を高めることを目的としていますグッ

この日を中心としてその意識啓発が行われます音符

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は、国際アルビニズム啓発デーの開始から10年目にあたります。

これを記念して、今年は「IAADの10年:共同の進歩の10年」というテーマが掲げられました。

 

このテーマは私たちに次のことを呼びかけます。 

  • 未来に向けて新たな決意を抱き、運動の中で成し遂げられた進歩を祝いましょう。
  • 世界中のアルビニズム団体のたゆまぬ努力を強調する。
  • アルビニズムの人々が権利を完全に平等に享受できるようにするために、引き続き必要な法的、政策的、実践的な変更について検討します。

 

 

 

世の中には色んな病気があって闘っている人がいることを理解し、それによって差別されることのない社会を作っていくことが大切ですねハート