英語とアメリカ英語(米語)で使い方が違う言葉がありますが、「航空会社」を意味する「Airlines」と「Airways」もそれに該当します
「Airlines」である航空会社の一例は以下の通りです
- Japan Airlines(略称:JAL、日本航空)
- American Airlines(アメリカン航空)
- Asiana Airlines(アシアナ航空)
- Singapore Airlines(シンガポール航空)
「Airways」である航空会社の一例は以下の通りです
- All Nippon Airways(略称:ANA、全日本空輸)
- British Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ、英国航空とも)
- Qatar Airways(カタール航空)
- Cathay Pacific Airways(キャセイパシフィック航空)
JALは色々な技術をアメリカの航空会社から学んだと言われており、アメリカの大手航空会社「アメリカン航空」のようにアメリカでは主に「Airlines」を使用します
一方、ANAはイギリスから技術を学び、イギリスの大手航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」と呼ばれるように「Airways」を使用します
つまり、「Airlines」はアメリカ系の航空会社、「Airways」はイギリス系の航空会社で使用される言葉です。
ちなみに、「Airlines」と「Airways」は両方とも複数形で「航空会社」を意味しますが、単数形の「airline」は「定期航空」(航空機や地上設備も含めた定期航空事業全般)、「airway」は「航空路」(上空に設定された航空機の道)を意味します。
航空会社の名前が、アメリカ系かイギリス系かで違いがあったなんて初めて知りました
言葉だけでなく、ここでもどちらか分かれるなんて面白いですね
今度、日本語ではなく英語での色んな航空会社名を調べてみようかな