今日は、『ラジオアイソトープの日』でしたルンルン

 

 

ラジオアイソトープの製造にも使われるサイクロトロン(核粒子加速装置)を開発した物理学者・仁科芳雄(にしな よしお)博士の1890年(明治23年)の誕生日からきていますお祝いケーキ

 

仁科芳雄

 

仁科博士は、日本に量子力学の拠点を作ることに尽くし、宇宙線関係・加速器関係の研究で業績をあげました。

日本の「現代物理学の父」ですお父さん

 

 

死去から4年後の1955年(昭和30年)、原子物理学とその応用分野の振興を目的として「仁科記念財団」が設立されました。

この財団では毎年、原子物理学とその応用に関して著しい業績を上げた研究者に「仁科記念賞」を授与していますコイン

 

 

ラジオアイソトープ(radioisotope、radioactive isotope:RI)とは、放射性同位体(放射性同位元素ともいう)のことで、ある元素が持つ同位体のうち、原子核が不安定であるために、原子核が崩壊して何らかの放射線を放出する同位体のことを言います。

 

 

意味としては正しくないが、放射線治療や核医学の現場ではアイソトープとも呼ばれることがあります。

 

 

ラジオアイソトープの例としては、水素3(三重水素)、炭素14、カリウム40、ヨウ素131、プルトニウム239などが挙げられます。

ラジオアイソトープは、医療・農業・工業など幅広い分野で利用されていますチョキ

 

 

1990年(平成2年)12月6日に日本で発行された、ラジオアイソトープ利用50周年を記念した切手には仁科博士の肖像が描かれています。