シュークリームについて
シュークリームは、洋菓子の一種です。
生地を中が空洞になるように焼き、その空洞にカスタードクリームなどを詰めるのが標準的です
シュークリームのシュー(chou)はフランス語でキャベツを意味し、「キャベツのような生地」からその名前が付けられました
クリーム(cream)は英語で、シュークリームは和製外来語です
英語圏では「cream puff」(クリーム・パフ、クリーム入りのふっくらした物の意)あるいは、主に英国では「profiterole」(プロフィトロール、「心付け」の意)として知られています。
シュー生地の原型は「揚げシュー(ベニエ・スフレ)」であるとされています。
現代のシューの由来は諸説ありますが、一般的には1553年にメディチ家のカトリーヌ姫が輿入れした際に、お抱え菓子職人のポプリーヌによってフランスに伝わったとされています
日本に伝わったのは幕末の横浜が最初で、一般に広まったのは冷蔵庫が普及する昭和30年代からです。
言われてみれば、シューはフランス語なのにクリームは英語
海外では通じないことを、初めて知りました
昭和30年代を舞台にした映画と言えば、『ALWAYS 三丁目の夕日』
その中で、主人公の女の子が傷んだシュークリームを食べてお腹を壊すシーンがありましたっけ
あの頃の日本は、時間がゆっくり進んでいるような感じで、良い時代だったんだろうなと思いました