不登校や引きこもり、家庭内暴力等のケースに先生が取り組んでこられた結果、幼児期の親子関係の大切さを痛感され、「母親だから出来ること」をテーマに事例を沢山挙げていただきながらお話が進んでいきました



※私の記憶をたどって記事にしていますので、必ずしも先生が言われたままではありません(私の主観も入っていると思ってください)



私は知らなかったのですが、引きこもりの9割は男の子だそうです(そして長男が要注意)



お母さんが喧嘩をタブーとし、優しい(だけ?)の男の子を作り上げていっているというようなお話・・・耳が痛かったです



確かに皆仲良く~であれば言う事ないですが、理想論だけではなく現実はある程度の幅があり、その中で生きていっている(理不尽というものがある)



優しいだけではダメで、逞しさや厳しさも必要であり、4~9歳までは喧嘩も必要な経験(男の子の場合。女の子は小さいときから意地悪合戦を繰り返しているのでタフ)

現代の子どもは人間観が足りない



先生は子どもの成長軸を2点(4~9歳までと11~18歳まで)で見ており、それぞれの要点をお話くださいました



4~9歳まででトラブルがあった時(子どもから話があった場合)、親は①子供の話を繰り返す ②言い換える ③共感する 事が大切

11歳以降ではいつも通りの家であることが大切(安心感を与え、子どもの居場所を作る)


生がいじめにあったときにどのように自分が対応したか、そしてお母様の対応はどうであったかもお話くださいました



11歳以降(小学5年生以降)は

・親のテリトリーを抜けていく時期であり、外に尊敬できる人(師)がいると良い

・そして女の子は母が幸せなのかを通して人生観を見ている

・大人とみなし、特に女の子の場合は母がさらけ出すことが必要(母と娘が信頼しあえると強い)

・中学生からの男の子は言っていることと本心は違うと思っていたらよい、何でも母の為に頑張っている





先生のお話はとても分かりやすく面白く、会場は笑いの渦でした

そんな中、私も笑いもありましたが、先生のあたたかさに涙が出そうになることも・・・



そして、一番心に残ったのは頑張り母さんではなく、ほっとニコニコした母が良い、そして母像が良い子供は大丈夫なんだ!と



色々これからも悩んだりすることもあるだろうけれど、どっしりとした母でいよう!と思えたのでした



纏まりのない文章で・・・そしてまだまだ書いてないこともあります(男女の違い等)が、こんな感じの講演会でした

聴講できて良かったです(ずーっと先生のお話を聞いていたかったです)