主人を亡くしてから

年賀状を書くこと辞め

届いた方にだけ寒中見舞いを出している。



最近はそれさえ必要ない

と感じるようになっていた。



先日

もう何年も

年賀状のやり取りだけが続いている

友達に

“年賀状のやり取りを終わりにしたい”

と手紙を書いた。



それから

年賀状を毎年貰うより

一度でも会える方が嬉しい

と綴った。



この手紙を書くことで

私達の関係は終わってしまうかもしれない…。



でも、私の思いを伝えたいし

伝えて終わりならそれでも良い



そんな覚悟を持って手紙を投函した。



すると数日後

友達から連絡がきた。



約7年振りのやりとり…

その間一度も会っていない。



そこには


手紙を貰えて嬉しかったこと。

 

コロナの影響で

『会いたい』

と誰かに発信することが怖くなってしまったこと。


人間不信になっていたこと。


私からの『会いたい』という言葉に涙が出てきたこと。


などが綴られていた。



まさか連絡を

貰えるなんて思っていなかったから

とてもびっくりした。



コロナが与えた影響は

一人ひとり違うのだと改めて感じた。



そして何より

手紙を書いて思いを伝えてよかった。



綴った内容を喜んでもらえるなんて

全く思って無かった。



連絡を取り合う中で

私達がすぐに会える環境にあることがわかり

来月再会することになった。



思いもよらない展開が嬉しい。