生まれた時から服で隠れる所にアザある。
母がいつも気にするから、私は、ずっとそのアザが大嫌いだったし、恥ずかしいものだと思っていた。
学生の頃、数人の仲良しの友達みんなで温泉へ。
私のアザを見た友達が、
『私もここにアザがあるの。』
といつもは、服で隠れていたアザを見せてくれた。
それから、
『私、このアザお気に入りなんだ🎵
だってかわいいもん。』
と話してくれた。
私は、大嫌いで恥ずかしくて見たくもなかったアザ。
でも、同じようなアザを持っている友達は、それを“かわいい”“お気に入り”と話してくれた。
私は、その友達のおかげで、体のアザを受け入れたいと思えるようになったし、“いつか、アザをかわいいと思いたい”と思った。
あれから、かなりの何月が経ち、今はアザを体の一部としてとても大切に思えるようになった。
同じアザでも、気持ち一つで雑にも大切にも扱うことができる。
あの時、みんなで温泉に入りに行って良かった。
今日は、あの日の出来事と友達の優しい笑顔が思いだされた為、忘れないうちに記事にした。
あの時は、若すぎで感謝の言葉も何も伝えなかったから、今、伝えさせて下さい。
ありがとう。