先日、娘と親子クッキングへ参加しました。



そこでは、食材を重ねて煮るという調理方法を教わったり、野菜などの食材についても学んだりしました。



食材は、陰と陽のものをバランス良く食べ、中庸を保つことが大切だということを教えて頂いたんです。



私も、食材に陰と陽があることは、知っておりました。



私の目の前で実際に先生が、野菜の皮はもちろんですが、ネギの根の部分まで包丁で刻んで鍋に入れる様子や、煮ている間に出たアクを取らない姿に驚き、理由などをたずねたんです。



すると


『皮も、ネギの根もアクも全部大切なんですよ。アクがあるから美味しくなる!全部必要なんですよ。』


と話して下さいました。




私はそれを訊いて“心の世界”と一緒なのだと感じたんです。



人生も過去にあった全てのことが必要で、一つも欠けてはいけないんだと思うんです。



それは、特に思い出したら辛くなることこそ、大切なことだと思うのです。



主人を亡くして、命や生きることについて、本気になり、精神世界への入り口に立つ機会を頂きました。



そのおかげで、大きくて底知れない主人の愛にも気づき、触れることができるようになったんです。



亡くしたとう悲しみが、無くなったたわけではありませんが、悲しみと同じくらい大きな喜びもあるのだと知りました。



心も料理と同じで中庸が大切です。



自分でバランスを取っていく。



精神世界が整うと、現実世界へ導かれます。



次の課題は、“体を整えること”のようです。



また、これは、自分の今まで食について学んだ知識の中から、自分の身体が心地よいと思うものを選び、私の中庸を見つけることが鍵になってくるように思うのです。



実験ですね⭐︎



一つ一つ試しながら、気長に自分の心地良い中庸を見つけたいなと思います。